ディズニーの実写映画「トーゴ」主演はウィレム・デフォー
2018年7月23日 11:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、「1925 Serum Run to Nome(ノーム血清走行)」として知られる実話を映画化する新作「トーゴ(Togo)」に、ウィレム・デフォーが主演することがわかった。
本作は、1925年の冬に米アラスカ州ノームでジフテリアが流行した際、血清を運んだ犬ぞりチームのリーダー犬トーゴと、そりを操縦するマッシャーのレオンハルト・セパラ(デフォー)の信頼関係を描く実写作品。
当時、アラスカ州全域が激しいブリザードに見舞われて飛行機で血清を運ぶことができず、代わりに20の犬ぞりチームが全長約1000キロの距離をリレーしてノームの人々に血清を届け、大勢の命を救った。トーゴは、最後から2番目のチームのリーダーで、全チーム中最も長く過酷な距離である146キロを走破したヒーロー犬として称えられている。
ちなみに、1996年のアニメーション映画「バルト」は、同じ犬ぞりリレーの最後のチームのリーダーを務め、血清を町に持ち込んだ犬バルト(Balto)がモデルになっている。一般的にはバルトのほうが有名だが、真のヒーローはトーゴだという人も多い。
米バラエティによれば、実写「トーゴ」は、「X-ミッション」のエリック・コアが監督、「gifted ギフテッド」のトム・フリンが脚本を執筆。ディズニーが2019年に立ち上げる新ストリーミングサービスで配信される。
「gifted/ギフテッド」
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