EXILE小林直己主演作「荒野の忍」プチョン映画祭でワールドプレミア上映!
2018年7月17日 18:00

[映画.com ニュース] 「EXILE」「三代目 J Soul Brothers」の小林直己が主演を務め、「下衆の愛」「獣道」の内田英治監督がメガホンをとった短編映画「荒野の忍 Return of Ninja」が7月15日(現地時間)、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭2018でワールドプレミア上映された。韓国初訪問となった小林は、2日間にわたって滞在。現地の若手監督や俳優たちと積極的に交流し、上映後には内田監督とともにティーチインに臨んだ。
「サムライフ」の監督を務めたことでも知られる森谷雄氏がプロデューサーを務めた「荒野の忍 Return of Ninja」は、内田監督と小林の出会いから製作がスタート。昨年夏、米国での映画撮影に思いを馳せていた内田監督と、英語での演技トレーニングを積んできた小林はすぐに意気投合し、企画発足からわずか1カ月でクランクイン。ロサンゼルス郊外の砂漠で現地スタッフと撮影が行われ、内田監督ならではのシニカルさとコメディセンス、80年代の“アメリカンニンジャ映画”へのオマージュをちりばめた意欲作が生み出された。
ロス郊外の砂漠。B級ニンジャ映画を撮っている映画監督のスティーブンは、「俺はこんな作品に出るような役者じゃない」と主演俳優・ジョニーに嫌味を言われながらも“本物の忍者映画”を撮ろうと撮影の準備を進めていた。そこへ、京都の撮影所から忍者映画俳優・サトウがやってきて「本物の忍者はそんなことはしない」と次々にダメ出しを始める。サトウの言葉を受け入れるスティーブンに対して、ジョニーの機嫌は徐々に悪化。撮影は予想だにしない方向へと展開し、しまいにはジョニーが本物の日本刀を手にとってしまう。

巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務める「アースクエイク・バード(原題)」に参加するなど、海外での俳優活動に力を入れている小林は、忍者映画俳優・サトウ役として全編英語のセリフに初挑戦。15、16日の両日ともティーチインに立った小林は「この作品のワールドプレミアが、初めての韓国で、プチョン映画祭。日本以外の国の映画祭で実現したことが嬉しい。日本文化を扱ったギャプコメディーだからなおのことです」と胸中を吐露。「映画を愛してる人たちの愛情を物凄く感じた映画祭でした。僕もいつか韓国の作品に参加したいです」と語っていた。
「ショートフィルムには実験的な側面が必要だと思う。忍者映画を日本で撮るのではなく、アメリカで撮るということが最大の実験でした」という内田監督の目論見が的中したのか、上映中は笑い声が響きわたった。また、タッグを組んだ小林について「海外での作品作りを模索するなか、彼とこのような映画をやれてよかった。アクションとコメディを融合させた内容で、異文化を扱った娯楽作です。ダンサーとして類まれな身体能力をもつ小林さんだからこそのアクションが撮れた」と告白。「プチョンは起点」と思いの丈を述べると「海外で作品を作りたいという直己さんとの夢が実現したので、今後も彼と新しいものを作れたら嬉しいです」「今後もどんどんお互いに海外で撮影してゆきたい」と意欲を示してみせた。
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