山下智久、感極まる!観客4000人「コード・ブルー」にスタンディングオベーション
2018年7月12日 04:00

[映画.com ニュース] ドクターヘリが題材の人気ドラマシリーズを映画化した「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の完成披露試写会が7月11日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた。上映前に舞台挨拶が行われたが、終映後に山下智久らキャスト・監督が“カーテンコール”として登壇。このサプライズ演出に、会場に詰めかけた観客約4000人からは大歓声が上がった。
エンドロールが流れ場内が明転する途中、スクリーンがゆっくりと上がり、山下らが登場すると、観客約4000人は総立ち。スタンディングオベーションが送られるなか、一同は手を振りながらランウェイを歩いた。
シリーズ10周年の節目に初めて製作された劇場版。山下は、「感無量です。僕ら一同、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せる。続けて「初めて藍沢という役と出合ったのは、23歳くらいでした。10年前は『芸能の仕事って何なんだろう』と葛藤があって、『このままやっていていいのか』という気持ちでいたんです」と述べ、「『コード・ブルー』で演技していても、どんどん重症患者が横を通り過ぎていく。でも僕は実際に助けることはできないし、『何やってんだ、俺』と思っていた」と過去の自分に思いを馳せた。
「でもその後、『コード・ブルーを見て、私の子どもが一生懸命、ドクターになろうと勉強しています』と聞きました」と語気をどんどん強めていく山下。瞳をうるませながら、胸に手を当て「ちょっと感極まってしまって……」と自身を落ち着かせ、「こういうことが、僕らのできること。『コード・ブルー』で気づかせてもらって、素敵なメンバーと出会えた。それをつくってくれたのは、皆様のおかげだと思っています」と感謝を伝えると、神妙な面持ちで聞き入っていた観客は万雷の拍手を送っていた。
ドラマから演出を手がける西浦正記監督は「本編を一緒に見ていた」そうで、「最初のダイジェストで、もう泣いている方が。『コード・ブルー』は本当に愛されているなと、もらい泣きしちゃいました」としみじみ。馬場ふみかは「こんなにたくさんの人がハンカチを目に当てている姿を見ると、本当に……幸せです」と感激の涙を流し、新木優子は「今日は皆さんのお顔を見られてよかった。ぜひ感動を伝えていただき、大ヒットに貢献をしていただければと思います」とちゃっかりアピールしていた。
そして新垣結衣は「藍沢先生の登場、かっこよかったでしょ? (安藤政信扮する)新海先生の登場もすごいかっこいいと思いません?」とほほ笑み、「みんな、一生懸命だったでしょ。それぞれのキャラが一生懸命自分の道を模索して、決断して前に進む姿。ひとつの集大成として、劇場版で演じることができて幸せだったと、改めて思っています」と万感の思いを込めていた。
「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」は、7月27日から全国で公開。
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