スピルバーグほか歴代監督が「ジュラシック」シリーズを語る特別映像公開
2018年7月6日 12:00
[映画.com ニュース] 全米週末ボックスオフィスで2週連続No.1を獲得した「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の、新たな特別映像が公開された。25年前の「ジュラシック・パーク」を手掛けたスティーブン・スピルバーグ監督を筆頭に、前作「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウ監督、今作のフアン・アントニオ・バヨナ監督が登場し、シリーズが進化しながら受け継いできたものを明かしている。
第1作のシーンとともに「何と25年だ」と笑顔で語るのは、スピルバーグ監督。「原作者のマイケル・クライトンは、SF小説で恐竜をよみがえらせた。彼の小説は私と彼の人生を変え、『ジュラシック・パーク』が誕生した」と述懐し、「監督として忘れられない場面」として、「T・レックスが車を襲う場面だ」と断言する。「先史時代と20世紀が遭遇したんだ。6500万年の時を超えてね。映画の魔法が生まれた瞬間さ」という言葉が、映像革命を起こした名シーンとともに伝えられる。
続いて、「ジュラシック・ワールド」の映像とともに登場するトレボロウ監督は、「映画の作り手と観客を結びつけた作品はない」と第1作を賞賛。「その功績を新たな世代に伝えた。我々はジェットコースターのように、スリル満点の映画を作ったつもりだ」と自作の手応えを語り、「最新作は、我々の知識を未来へ推し進める作品だ」と力を込める。
今回のバヨナ監督を、今作では製作総指揮を務めたスピルバーグは「新しい風をもたらした」と絶賛。バヨナ監督は「人が人を救うのでなく人が恐竜を救う物語なんだ。恐竜への感情移入が本作のテーマだ。ブルーが物語の核心だ」と解説し、「『ジュラシック・パーク』の舞台といえば、広々とした島だった。しかし、そこで火山が噴火し、舞台は移り、閉ざされた怖さが増していく。ゴシック調の建物に長い廊下や隠し扉や隠し通路がある。これまでにない試みさ」と、今作の特徴を語っている。
映像の終盤では「J・A(・バヨナ)がもたらしたものは、私が監督した第1作の雰囲気に似ている。だが彼にしかない独自性があり、私も若き日を思い出したよ」というスピルバーグの語りとともに、人間がサーフィンを楽しんでいる大波の中にいるモササウルスの姿や、火山をバックにしたT・レックスの咆哮(ほうこう)など今作のスペクタクルシーンがたっぷり。さらにはT・レックスがライオンと向かい合ってうなり声をあげる、驚きのシーンも収められている。
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、7月13日から全国公開。
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