「止められるか、俺たちを」10月13日公開! 満島真之介、音尾琢真、高良健吾らが参戦
2018年6月16日 05:00

[映画.com ニュース]白石和彌監督がメガホンをとり、主演・門脇麦、共演に井浦新を配して製作された「止められるか、俺たちを」の公開日が10月13日に決定し、メインビジュアルを、映画.comが先行入手した。あわせて、追加キャストも発表され、満島真之介、渋川清彦、音尾琢真、高岡蒼佑、高良健吾、寺島しのぶが出演していることがわかった。
本作は、2012年10月17日に若松孝二監督が死去してから約5年半、若松プロダクション再始動の第1弾として製作。1969年、「何者かになること」を夢見て、若松プロダクションの門を叩いた助監督・吉積めぐみ(門脇)の眼差しを通し、「ここではないどこか」を探し続けた映画人たちの怒涛の生きざまを描く。メインビジュアルは、若松孝二(井浦)が仲間たちと映画製作に情熱を傾ける光景に加え、真剣な表情のめぐみ、彼女の心情を表すような「ここには映画と青春があった」「でも私はなにをみつけたんだろう」というコピーが添えられている。
ミキサー助手福ちゃん役として登場する満島が「この作品が、私を映画の世界へと招き入れてくれた我が師、若松孝二監督とのかけがえのないあの時を思い出させてくれました。初心を大切に、再出発です。ありがとう」と思いの丈を述べると、評論家・松田政男に扮した渋川は、「若松監督と時間を共に出来た事は、俺の財産です。学んだ事を胸に自分なりにやって行きます。新宿2丁目の蕎麦屋で、若松監督とクマさんに偶然お会いした夜の事は、一生忘れられません」と振り返る。一方、俳優の吉澤健として物語を生き抜いた高良は「この映画の登場人物達のように燃えるように生きたい。ここではないどこかへ行く夢を一緒に見た気がする」と語っている。
白石組には欠かせない音尾が息吹を注いだのは、国民的漫画家・赤塚不二夫。「私自身は若松孝二監督とはお会いできないままでしたが、その意思を受け継いでいる仏のように優しい鬼才、白石監督を通してお会いできているような気持ちでおります。この映画は、心の奥にこんな感情がまだ残っていたのか、と思えるほど、熱いものをこみ上げさせました。私も若松プロにいたかった、心からそう思います」と胸中を吐露。前田のママ役として参加した寺島は「万歳! 若松組!」と喜びを隠せない様子だ。
名匠・大島渚に扮することになった高岡は「『高岡くん、スーツの準備しておけよ』。一緒に作った作品がベネチアに招待された時の第一声。これが若松さんだ」とエピソードを披露。「僕がチラチラと横目で見つめつづけてきた若松さんが作品の中にいた。優しさと切なさが胸の中で弾けて、立て続けに2回見てしまった。若松さんを愛する人も若松さんを知らない人も、誰もが若松孝二とあの時代の若松プロに魅了されてしまうに違いない! 参加できたことが最高だ!」とコメントを寄せている。
「止められるか、俺たちを」には、奥田瑛二が葛井欣士郎役、吉澤健本人がカプリコンマスター役として参加している。10月13日から東京・テアトル新宿ほか全国順次公開。
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