「静かめの内気だった」杏の30年前は自身の子にそっくり、戸田恵子が証言
2018年6月10日 18:00
[映画.com ニュース] 人気アニメの30周年記念映画「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」の完成披露試写会が6月10日、都内で行われた。アンパンマン役の戸田恵子、ばいきんまん役の中尾隆聖のレギュラー陣、ゲスト声優を務めた女優の杏とお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建、児嶋一哉が舞台挨拶に登壇した。
アンパンマンたちといのちの星を救う冒険に向かうクルン役の杏は、「節目の作品で大きな役をいただき光栄です。スクリーンの中に自分の声のキャラクターがいるのに感動しました」と感慨深げ。3児の母でもあり、「お父さん、お母さんは同世代の人が多いのかな。たくさん笑って、いっぱい歌って楽しい時間を過ごして」と客席の親子連れに呼びかけた。
杏とCMで共演し、私生活でも親交のある戸田は「身内の意識でドキドキしながら見たけれど、自然な声でクルンがだんだん杏ちゃんに見えてきた」と太鼓判。そして、「とても素晴らしい作品になったので期待して。アンパンマンは100年続く作品だと思っています」とさらに先を見据えた。
30周年ということで登壇者の30年前の写真が披露され、杏は「1~2歳の頃ですね。ちょっと泣き虫で、割と静かめの内気な子だったそうです」と照れ臭そう。戸田が、「誰かに似ていると思ったら、杏ちゃんの子にそっくり」と明かした。
アンジャッシュの2人はばいきんまんが作ったメカ、だだんだんとゴロンゴロを担当し「集中していないと見逃します」と声をそろえる。さらに、渡部が「なんでアンパンマンがパトロールをするか、なぜばいきんまんがアンパンマンをやっつけようとするか、『アンパンマンのマーチ』の誰もが知っているフレーズにやなせたかし先生が込めた思いなどが解明される、原点回帰の作品です」と力説。戸田は、「渡部さんを、毎回連れて歩きたいわ」とそのプレゼン力に感心していた。
「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」は、6月30日から全国で公開される。
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