有村架純の涙の意味は…「コーヒーが冷めないうちに」特報完成
2018年6月1日 10:00
[映画.com ニュース] 人気女優・有村架純が主演する「コーヒーが冷めないうちに」の特報映像とポスタービジュアルが公開された。
本屋大賞2017にノミネートされた、「4回泣ける」と評判の川口俊和氏による同名小説を実写映画化。舞台は、過去に戻れるとうわさの喫茶店「フニクリフニクラ」。店内のある席に座ると、望んだとおりの過去に戻れるが、「過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない」など、ちょっと面倒くさいルールがあった。どんなことをしても現実は決して変わらないにもかかわらず、過去を訪れて会いたかった人に再会する人々がめぐり合う奇跡の物語だ。
特報映像では、フニクリフニクラで働く心優しい店員の時田数(有村)をはじめ、思いつめた様子の謎の女性(石田ゆり子)や、「戻った!」と喜ぶキャリアウーマンの清川二美子(波瑠)、「お姉ちゃんへ」と書かれた手紙に涙する女性・平井八絵子(吉田羊)、泣きながら笑顔で手を握るカップル(薬師丸ひろ子&松重豊)たちのエモーショナルな表情の数々が映し出される。そして、数(有村)の涙が、後悔から生まれる愛と家族の物語を印象付けて締めくくられる。この特報映像は6月1日から全国の映画館で上映される。
共演には、健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子ら豪華キャストが集結する。ドラマ「アンナチュラル」をはじめ、「リバース」「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」「重版出来!」など数多くのヒットドラマの演出を手掛けてきた塚原あゆ子が映画初メガホンに挑んだ。
「コーヒーが冷めないうちに」は9月21日から全国公開。