ジュリエット・ビノシュ&岩田剛典が涙…「Vision」河瀬直美監督監修予告編お披露目
2018年5月17日 10:00
[映画.com ニュース] 永瀬正敏とフランスの名女優ジュリエット・ビノシュがダブル主演する河瀬直美監督最新作「Vision」の予告編第2弾が、お披露目された。ビノシュ、岩田剛典が涙する姿が収められている。
フランス人エッセイストのジャンヌ(ビノシュ)は、幻の植物“Vision”を探して、アシスタントの花(美波)とともに奈良の吉野を訪れ、山間に暮らす山守の男・智(永瀬)と出会う。智は、山で自然とともに暮らす老女アキ(夏木マリ)からジャンヌとの出会いを予言されており、2人は文化や言葉の壁を超えて次第に心を通わせていく。そんななか、智の前に謎の青年・鈴(岩田剛典)が現れたことで、運命の歯車が動き出す。
公開された予告編第2弾は、河瀬監督が自ら監修したもの。ジャンヌと花から家に滞在させて欲しいと頼まれた智は、戸惑いながらも客人を迎え入れる。さらに森で倒れていた鈴と共同生活をはじめ、全員が満ち足りているように思われた。しかし、アキの「どうして、ここへ来た?」という問いに呼応するように、ジャンヌと鈴が静かに涙を流す姿が映し出され、物語は彼らが吉野を訪れた本当の理由へと迫っていく。
「Vision」は、6月8日から全国で公開。