中年男3人が人生の輝きを取り戻す!「30年後の同窓会」予告&ポスターお披露目
2018年4月19日 08:00
[映画.com ニュース]リチャード・リンクレイター監督最新作「30年後の同窓会」の予告編と、笑顔の主人公たちの姿とは対照的な「涙をみせられる、友はいますか?」というコピーが沿えられたポスター画像がお披露目された。
1年前に妻に先立たれ、2日前に遠い地で息子が戦死したドク(スティーブ・カレル)は、男ひとりで酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、過去を捨てて牧師となったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)の2人の旧友を訪ね、息子の遺体を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。30年前に起きたある事件をきっかけに人生が大きく変わってしまった男たちが、旅路をともにして語り、笑い合い、悩みを打ち明けるなかで、再び人生に輝きを取り戻していく様子を描く。
映画は、原作である2005年に刊行されたダリル・ポニックサンの小説「Last Flag Flying」を読んで以来、リンクレイター監督が12年にわたりあたためてきた企画。リンクレイター監督とポニックサンが共同で脚本を執筆した。
公開された予告編は、傷心のドクが30年ぶりに友人を訪ねる場面からスタート。サルとミューラーは、ベトナムの戦友であるドクの突然の訪問に戸惑いを見せるが、旅に同行することに。息子の遺体と対面し涙するドクを慰めるように、サルとミューラーは寄り添う。3人は次第に心を開き、30年間の空白を埋めるように笑い合い、ふざけ合い、互いの人生を満たしていく。
「30年後の同窓会」は、6月8日から東京・TOHOシネマズシャンテほか、全国で公開。