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耳が聞こえない女性に忍び寄る狂気の女…「インサイド」7月13日公開!予告編で音が消える

2018年4月19日 18:00

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耳が不自由な女性が正体不明の女に襲われるスリラー
耳が不自由な女性が正体不明の女に襲われるスリラー
(C)2016 NOSTROMO PICTURES SL / INSIDE PRODUCCION AIE / GRAND PIANO LL

[映画.com ニュース]耳が不自由な女性が正体不明の女に襲われるシチュエーションスリラー「インサイド」が、7月13日から日本公開されることが決定した。あわせて、緊迫感あふれる予告編とポスタービジュアルも披露された。

スペイン一家監禁事件」のミゲル・アンヘル・ビバス監督がメガホンをとった本作は、“音のない世界”を生きる女性が経験する、最悪の一夜を描く。交通事故によって夫を亡くし、自身も補聴器なしでは耳が聞こえない状態になってしまったサラは、生まれてくる子どもを心の支えにして暮らしていた。そんなある晩、見知らぬ女が家に侵入し、サラに襲いかかる。補聴器は壊れ、助けもこない。さらにはサラの陣痛がはじまり、絶体絶命の状況に陥る。「P2」のレイチェル・ニコルズが主人公サラ、「マルホランド・ドライブ」のローラ・ハリングが正体不明の女を演じている。

予告編は、耳が聞こえない女性が味わう恐怖をリアルに表現するために、音による演出が効果的に使われている。正体不明の女の襲撃を受け、サラの補聴器が壊れたと同時に、映像内の音が消える。耳鳴りと心音だけが響き渡るなか、暗闇を歩く女、恐怖のあまり涙するサラ、女が包丁を振り下ろす場面など、ショッキングなシーンが次々映し出される。

ポスタービジュアルは、不安げな表情を浮かべるサラの背後に、包丁を手にした女が描かれている。お腹の子どもを守るように、腹部に手をあてるサラ。その周りには「脱出不可能」「聴こえない耳」「助けなし」「お腹の中にいる子ども」「襲い来る女」などのキーワードが散りばめられている。

インサイド」は、7月13日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ公開。

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