ダイアン・クルーガーがカンヌ受賞した瞬間！「女は二度決断する」特別映像公開

第75回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を獲得し、クルーガーが第70回カンヌ国際映画祭の女優賞に輝いたサスペンス。舞台は現代のドイツ。トルコ人の夫と幼い息子と共に平和に暮らしていた女性カティヤ（クルーガー）の生活は、家族が爆弾テロの標的になり、無残に殺されたことから一変。心身ともに追い詰められながらも、カティヤは犯人探しを行い、家族の無念を晴らそうとする。

特別映像では、本作のメンバーが、カンヌ国際映画祭に参加した際のレッドカーペットの様子や上映後にスタンディングオベーションを受ける姿、インタビュー風景などが収められている。上映後も拍手がやまず、アキン監督やクルーガーが感激の表情を見せる姿などが映し出されており、観客の衝撃と熱狂ぶりが見て取れる内容だ。

クルーガーは、「日曜日は、賞の授与があるから残るようにと言われたの。あれは本当に光栄だった」と語り、本作のプロデューサーを務めたヌアハン・シェケルチ＝ポルストは、「感激したのは、拍手が本当に長く続いたこと。まるで火花が観客に飛び移ったようだった。カンヌの観客は、お愛想で喜んだりしない。とても厳しい人たちだから」と振り返る。

映像には、クルーガーの名前が発表された瞬間も収められ、何度もガッツポーズを繰り返すアキン監督と、感極まって泣き出すクルーガー、2人ががっちりと抱き合う風景が確認できる。アキン監督は、「カンヌでダイアンの演技が絶賛されていて、僕も彼女の受賞を願っていた。だから本当にうれしかったよ」と笑顔で語っている。

「女は二度決断する」は、4月14日から全国公開。