罪を背負った者同士の友情…生田斗真×瑛太「友罪」新場面写真&特別映像披露
2018年4月11日 18:00
少年犯罪など重厚なテーマを扱う薬丸氏が、かつて世間を震撼させた実際の少年犯に着想を得て執筆した小説を、「64 ロクヨン」「菊とギロチン」(7月7日公開)の瀬々敬久監督が映画化。ジャーナリストの夢に破れ町工場で働き始めた益田(生田)は、同じタイミングで入社した鈴木(瑛太)と出会い、次第に心を通わせていく。しかしあることがきっかけで、益田は「鈴木は17年前の連続児童殺傷事件の犯人(=少年A)では?」と疑いを持ち始める。
ネット上に拡散されていた少年Aの写真を見た益田。そこには、幼さが残る鈴木が写っていた。新場面写真がとらえているのは、「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら…」という答えのない悩みにもがき苦しむ益田に、優しく手をかけ静かにほほ笑む鈴木の姿を活写。2人がかもし出す空気感から、単なる友人関係を超えた、純粋な“友情”が感じとれる1枚だ。瀬々監督は「直観的な瑛太さんに対して、生田さんはテストから本番へ役を仕上げていく。そういう、ある意味存在として真逆な2人が化学反応を起こしている瞬間を、現場では何度も見ることができ、それは良い時間でした」と振り返っている。
YouTubeの「ギャガ公式チャンネル」(https://youtu.be/QH6W0l6IvDY)で視聴できる特別映像は、劇場ロビー用に収録されたスペシャルムービー。益田が抱えるさまざまな葛藤に共鳴し、自然と涙が止まらないこともあったという生田は「益田という人物も、友人の鈴木と同様に過去の罪を背負って生きている。一筋縄ではいかないキャラクターだったと思います」と告白。一方、瑛太は「罪を背負いながらも、償うということが分からない人間でも映画の2時間位の中で変化していく。それは、自分の中で作っていきたいと思いながらやっていた」と本作にかけた思いを明かしている。
「友罪」は、5月25日から全国で公開。
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