アンドレア・ライズボロー、妊娠中絶の権利を描く短編を製作&主演
2018年3月26日 10:00
[映画.com ニュース] 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ(原題)」「オブリビオン」の英女優アンドレア・ライズボローが、人工妊娠中絶の権利を描く短編「The State of Us(原題)」に主演し、製作も務めることがわかった。
米Deadlineによれば、本作はアイルランドで人工妊娠中絶が禁止されている現状を取り上げた作品で、中絶のためにイギリスを訪れる若い女性(ライズボロー)の姿を通じて、法制度が現実の女性にもたらす影響を描く。監督はジョージア・オークリー、脚本はケリー・ワーバートンが執筆する。
アイルランドでは、人工妊娠中絶を事実上禁止する現行法「憲法修正第8条」の維持/廃止を問う国民投票が今年5月に行われる予定で、映画はこれに先駆けて公開される。
ライズボローは、先ごろ開催されたサンダンス映画祭で、主演のほか初めてプロデュースを手がけた「Nancy(原題)」を含む、4本の新作が上映された。短編「The State of Us」は、ライズボローの次回作となる。