野村周平、口説き対決で玉木宏に完敗宣言!でも吉田羊が選んだのは…
2018年3月22日 22:55

[映画.com ニュース] 人気放送作家の鈴木おさむが映画初メガホンをとった「ラブ×ドック」の完成披露試写会が3月22日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演を務めた吉田羊、共演の野村周平と玉木宏、鈴木監督が舞台挨拶に登壇した。
映画は、“遺伝子レベルで恋愛を操作する”クリニックを舞台にした異色ラブコメディ。人生の節目ごとに恋愛へ走り、仕事や親友を失ってきたアラフォーのパティシエ・飛鳥(吉田羊)の3つの恋愛を描く。一回り年下の部下・星矢を野村、独立前に勤めていた店のオーナー・淡井を吉田鋼太郎、親友が思いを寄せるジムトレーナー・野村を玉木が演じた。
45歳にして映画監督デビューを果たした鈴木監督は、オリジナル脚本を書き下ろしており、「日本でキラキラ恋愛ムービーが多くつくられるようになってから10年15年が経ち、それを見ていた人たちがアラサー、アラフォーになった。大人の女性が主人公の恋愛映画はなかなかないので、チャレンジしてみようと思った」と説明。しかし、撮影初日には「よーいスタート」の合図すら忘れていたと羊が暴露。「俳優もスタッフも自分がしっかりしなきゃ、と思ってゴールを目指しました」と現場の様子を明かした。
続いての話題は、野村の“人たらし”ぶりへ。撮影3日目で鈴木監督を「おさむ」と呼び捨てにしたり、脚本を「いい本だ」とほめたりと、大口をたたいていたようだが、鈴木監督は「緊張をほぐしてくれた」と嬉しそう。「ちゃんとするところはちゃんとしているから、憎めない」(玉木)、「役には真摯に向き合うところが、腹立つんですよね~」(羊)とのほめ言葉に、野村は「世渡り上手とは僕のことです」と胸を張った。
終盤には、野村、玉木、鋼太郎の男性3人がそれぞれ演じた役柄になりきって、飛鳥のための口説き文句を披露。舞台公演のため欠席だった鋼太郎からは、「新作のスイーツを考えた。その新作っていうのは君なんだ」とビデオメッセージが到着。続いて野村は、花見にきたという設定で「たくさんの人が見てますけど、ここでキスしていいですか?」と告白するも、セリフをいくつか言い忘れてしまったそうで照れ笑い。ラストバッターの玉木は少し離れたところから「ずっとあなたが好きでした。だけど今日で好きなのは止めます」と歩み寄り、「今日から愛していいですか?」とバックハグ。会場は大きな拍手に包まれた。
会場のジャッジは玉木の圧勝。すると野村は「だって玉木宏ですからね。こんな若造が勝てるわけない」と完敗宣言。ところが、羊が選んだのは会場の拍手が一番小さかった鋼太郎。軽くどよめきが起こったが「人生にはユーモアが必要だと思っていて、歯の浮くようなセリフを成立させられるのは彼しかいない。人生経験豊富な彼だから、これからもそんなセリフをどんどん言ってくれるのかなと思うと、もっと口説き文句をききたいな」と理由を説明されると、最初は驚きを隠せなかった男性陣も納得の表情を見せていた。
「ラブ×ドック」は5月11日からTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
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