木梨憲武、佐藤健に「5000円あげます」も即“横流し”され苦笑
2018年3月11日 18:30
機械の体を手に入れ驚異的な能力で平和を守ろうとする初老のサラリーマンを演じた木梨と、同じ力を悪のために使う高校生役の佐藤健が、クライマックスで戦う場所が新宿上空であることから開催。2人をはじめ、共演の本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花と佐藤信介監督が参加した。
木梨は、ポップアップ方式でスクリーンの上からジャンプして登場する演出を決め、笑顔で敬礼。単独での映画主演は「竜馬の妻とその夫と愛人」以来16年ぶりとなるが、子どもたちが奥浩哉氏の原作コミックを読んでいたそうで、「『パパ、やるの?ウソでしょ』と言われてから読み始めたら引き込まれた。この年代で良かった。全国ジジイ選抜に選ばれたような気持ちで取り組んだ」と、家族の後押しがあったことを明かした。
一方の佐藤は、原作のファンだったそうだが「(高校生は)そろそろ厳しいと言われれば、グウの音も出ない。ロボットになってすべてを悟り、一気に老けたという解釈で臨んだ」と説明。木梨とは初共演で、「お笑いの要素を出してこられるのかなと思っていたら、一切なく、何十年も役者として生きていますというたたずまいだった。この角度から見ると、モーガン・フリーマンのよう」と1歩下がって礼賛した。
気を良くした木梨は、「後で5000円あげます」とお小遣いを約束。すると、佐藤の同級生役の本郷が「健さんも、高校生でしたよ」と太鼓判を押し、木梨も「まあ、格好いいわ」とべた褒め。佐藤は照れながらも、「もったいない言葉。5000円あげます」と、ちゃっかりお小遣いを本郷に“横流し”することにし、木梨を苦笑させていた。
「いぬやしき」は、4月20日公開。
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