有村架純主演で「コーヒーが冷めないうちに」映画化!共演に波瑠、松重豊、石田ゆり子ら
2018年3月9日 05:00

[映画.com ニュース] 本屋大賞2017にノミネートされた川口俊和氏の小説「コーヒーが冷めないうちに」が実写映画化されることになり、有村架純が主演することがわかった。共演に健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子ら豪華な面々を迎え、“過去に戻れる喫茶店”で起こる4つの心温まる奇跡を描く。
脚本家や演出家として活躍する川口氏が執筆し、SNS上で「4回泣ける」と評された同名小説が原作。川口氏が主催する劇団で舞台化もされており、第10回杉並演劇祭の大賞に輝くなど演劇界の話題をさらった。17年に刊行された続編「この嘘がばれないうちに」を含むシリーズは、累計発行部数84万部突破のベストセラーを記録している。
主人公・時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、奇妙な都市伝説がある。店内の特定の席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるというものだ。ただし、そこには「過去に戻ってどんなことをしても、現実(未来)は変わらない」「過去に戻れる席には先客がいる。その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ」「過去に戻れるのはコーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない」「過去に戻っても、喫茶店を出ることはできない」「過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない人には会えない」という面倒くさいルールも存在する。

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での好演が記憶に新しい有村が、従兄が経営するフニクリフニクラで働く数に扮する。彼女が淹れるコーヒーがタイムスリップの引き金になるという設定で、「普通にしてどこか孤独なつかみどころのない女性を演じます。自分が淹れるコーヒーで、人を過去に戻すことができる。自分にしかできない自分の仕事を、彼女はどう感じているのか、人々の人生に触れるたび自問自答しながら、彼女の瞳の奥にあるものが見えるように、繊細に紡いでいければいいなと思います」と意気込む。
そして健太郎は数に思いを寄せる美大生・新谷亮介、波瑠は三十路前のキャリアウーマン・清川二美子、林は留学か二美子かで悩むエンジニア・賀田多五郎、深水はフニクリフニクラ店主・時田流を演じる。さらに薬師丸と松重は訳ありの常連客、吉田と松本は旅館を経営する姉妹、石田は喫茶店に現れる謎の女性に扮している。
メガホンをとるのは、「重版出来!」「アンナチュラル」などヒットドラマの演出で知られる塚原あゆ子。満を持して映画監督デビューを果たす。撮影は3月10日にクランクインし、4月中旬まで関東近辺、都内スタジオを中心に行われる。完成は6月中旬予定。9月21日から全国で公開される。
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