【第41回日本アカデミー賞】菅田将暉「あゝ、荒野」で最優秀主演男優賞!
2018年3月2日 22:37
1960年代後半の日本のアングラ文化を生み出したサブカルチャーの先駆者・寺山修司が遺した唯一の長編小説を、岸善幸監督が2部構成で実写化。少年院あがりの新次と、きつ音と赤面対人恐怖症に悩むバリカンがボクシングを通して育む友情、新次に待ち受ける“宿命の戦い”を描く。プロボクサーを目指して都会の片隅で生きる新次役の菅田は、バリカンを演じたヤン・イクチュンともにダブル主演を務めた。
「帝一の國」での好演が対象となった話題賞(俳優部門)に続き、最優秀主演男優賞初受賞を果たした菅田。発表前には、司会を務めた西田敏行から「あんた、今映画界のトップランナーだね」と言葉を投げかけられると「西田さんと初めて共演した時、サインをいただいたんですよ」と告白した。「家に飾ってあるんですけど、そこに『あなたの感性に出合えて嬉しい』といったことが書かれていて。こういう場で出会えて、すごく嬉しい」と思いの丈を述べた。」と思いの丈を述べた。
菅田にとって、共演者のヤン・イクチュンは心の支えだったようだ。「ヤンさんは『息もできない』の狂気的で暴力的なイメージが強かったんですが、逆といいますか。子猫のような可愛い方。毎日『菅田さん、愛してる』と(笑)。こんなに可愛らしい人いるかなぁと思いました」と信頼を明かした。ステージ上には、現在でも愛用しているバンテージが登場。ハードなトレーニングを重ね、新次として生き抜いた日々を振り返って「(自分は)ちゃんと男なんだなと感じました。体を鍛えるとすごく欲深くなるんですよ」と語っていた。
最優秀賞ブロンズをギュッと握りしめると「こんなに信じられないことはあまりないといいますか…」と話した菅田。「自分がどこにいるのか、そして何を大事にしているのか、それをちゃんと実感する機会は、自分で作らないとなかなかないんです」と前置きし「今日は“菅田将暉”として、すごく嬉しいです」と充実の表情を浮かべた。そして「月並みですが、『あゝ、荒野』に関わった皆様、映画が大好きな皆様、本当にありがとうございました」と深い謝意を表した。
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