「リバーズ・エッジ」が快挙!ベルリン映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞受賞
2018年2月24日 05:00

[映画.com ニュース] 岡崎京子氏の人気漫画を二階堂ふみと吉沢亮の共演、行定勲監督のメガホンで実写化した「リバーズ・エッジ」(公開中)が、第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で国際批評家連盟賞に輝いた。
国際批評家連盟賞は、世界の映画批評家や映画ジャーナリストで構成される国際映画批評家連盟が、革新性が高いと認めた作品を称えるもの。コンペティション、パノラマ、フォーラムの各部門から、それぞれ優れた1作品に贈られるもので、本作はパノラマ部門48作品の中から選出された。同部門で日本映画が受賞するのは、2010年の行定監督作「パレード」以来、約8年ぶり。なお、フォーラム部門では11年に瀬々敬久監督の「ヘヴンズ ストーリー」、14年に坂本あゆみ監督の「FORMA」が獲得している。
行定監督は、「まさかの受賞を心からうれしく思います。私にとっては冒険ともいえる試みを評価してくれたベルリンにまた、背中を押された気持ちです。そして、岡崎京子さんの描いた世界とそのすごさが世界に認められたことを誇りに思います」と喜びを語っている。
「リバーズ・エッジ」は、空虚な生活を送る女子高生の若草ハルナ(二階堂)やゲイであることから高校になじめず、いじめられる山田一郎(吉沢)らの日常が、河原に放置された“人間の死体”を中心に交錯していく姿を描く。「一週間フレンズ。」の上杉柊平やモデルとしても活躍するSUMIREのほか、土居志央梨、森川葵らが脇を固める。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)