「悪女」舞台裏映像公開!狂気のアクションの撮影方法が判明
2018年2月16日 22:00

[映画.com ニュース] 壮絶なアクションがカンヌ国際映画祭で大きな話題となった韓国映画「悪女 AKUJO」(公開中)の舞台裏に迫った特別映像が、公開された。
藤原竜也と伊藤英明が共演した「22年目の告白 私が殺人犯です」のオリジナル版となる「殺人の告白」を手がけたチョン・ビョンギル監督の最新作。組織に殺し屋として育てられ、その後数奇な運命を経て国家情報局の暗殺者となったスクヒ(キム・オクビン)の戦いを描く。パク・チャヌク監督の「渇き」で知られるキムがほぼノースタントで危険なアクションに挑戦したほか、「高地戦」のシン・ハギュンがスクヒの育ての親であり恋人でもあったジュンサンを演じる。
映像では、劇中を彩るアクションシークエンスがどうやって生み出されたのか、その一部始終が明らかになっており、スクヒがバイクを運転しながら日本刀で切りかかる刺客と対決するシーンでは、バイクを特製の台車につなぎ、カメラが極限まで近づいて撮影していたことがわかる。スクヒが車のボンネットの上に乗るシーンもキムが実際に演じており、バスが横転するシーンも、路上で実際に撮影を行った。
キムは撮影を振り返り、「走行中のバスのドアの外で戦うシーンでは、(体が)道路とすれすれの距離にありました」「監督から、『アクションですべてを表現しよう。この映画の武器になれ』と言われました」「やればやるほど危険なシーンが増えました(笑)。リアルに撮るために、カメラが近くにありました。どうしても動作が大きくなるので、よくカメラとぶつかりました。あとから、刀も持てないほどの痛みで、手が震えました」「死ぬような思いで撮りました」と生々しい言葉で、壮絶な体験を語っている。
「スピード感による不安や恐怖を最大限に生かしてアクション映画を作ったら、手に汗握る作品になると考えました」と語るチョン監督は、「カメラマンだけではなく、アクション監督、時にはスタントマンにもいろんな形でカメラを持ったり付けたりしてもらいながら、“この画をよく撮れる位置にいる”人にカメラを託すこともありました」とユニークな撮影方法を明かす。危険極まりないアクションに果敢に挑戦し、スクヒさながらの身のこなしを見せ付けたキムに対しては、「彼女がアクションマスターでした。キム・オクビンさんでなければ撮れなかった」と絶賛している。
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