幽霊が“復しゅう部隊”を結成!鬼才・井口昇監督最新作「ゴーストスクワッド」予告披露
2018年2月10日 09:00
[映画.com ニュース]「片腕マシンガール」などで知られる鬼才・井口昇監督の最新作「ゴーストスクワッド」の予告編とメインポスタービジュアルが、このほど披露された。理由もなく無残に殺害され、青春を奪われた少女の幽霊たちが“復しゅう部隊”を結成し、生前の無念を晴らすさまを映し出している。
井口監督が「変態団」「キネマ純情」に続く自主製作映画第3弾として完成させたダークファンタジー。拉致監禁やストーカー殺人など昭和に起きた残虐な事件を基に、被害者の視点を通じた“少女たちへの鎮魂歌”としての物語を紡いでいる。井口監督が手がける異色アイドルグループ「ノーメイクス」の神門実里、上埜すみれ、柳杏奈、洪潤梨が出演し、ほか中村朝佳、島津健太郎、なべやかん、阿部亮平らが脇を固めている。
父親のDVを受ける気弱な女性リカ(柳)は、ひょんなことからケイコ(上埜)、アカリ、(神門)、ヨシエ(洪)の霊に取り憑かれ、「自分を殺した犯人に復しゅうし、成仏するのを手伝って欲しい」と頼まれる。手始めにケイコの殺害犯(なべ)へのリベンジを成功させるが、なぜかケイコは成仏できない。そこへ地縛霊ナオミ(中村)が現れ、「真の犯人たちがほかにいる。私の指導のもと『幽霊復しゅう部隊』として戦いなさい」と命じ、リカと幽霊少女たちの壮絶な戦いが幕を開ける。
また予告編は、今作ビジュアルのイラストを担当した漫画家・押見修造氏のコメントや、ノーメイクスが歌う主題歌も収められている。「ゴーストスクワッド」は3月3日から東京・アップリンク渋谷ほか全国順次公開。