ジェシカ・チャステイン、グザビエ・ドラン監督新作からカットされる
2018年2月7日 13:30

[映画.com ニュース] カナダの俊英グザビエ・ドラン監督の新作映画「The Death and Life of John F. Donovan(原題)」から、米人気女優ジェシカ・チャステインの出演場面がカットされることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
ドラン監督初の英語作品となる本作は、2000年代初めを舞台に、アメリカの人気テレビ俳優ジョン・F・ドノバン(キット・ハリントン)と、イギリスに住む役者の卵ルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)を軸にした物語。2人の文通が世間に知られたことがきっかけで、好奇の目で見られたドノバンの人生は狂い始め、ルパートが10年後に当時を回想するという内容だ。
もともとはヒーロー対悪役という構図を思い描いていたが、最終的には子ども時代と当時の夢が中心的なテーマとなったため、悪役を描くサブストーリーが不要になったと、ドラン監督は自身のInstagramで説明。悪役を演じたチャステインの出演場面をカットするのは、「編集上、ストーリー上の決断で、彼女の演技とは関係がありません」「すべてはキャラクター設定と、ストーリーとの適合性の問題です」と述べ、同作の撮影現場で撮ったチャステインとのツーショット写真を一緒に掲載した。
これに対し、チャステインはInstagramを通じて「心配しないで」とファンにコメントを発信。出演シーンのカットについては事前に説明を受けたと明かし、「監督には最高の敬意と愛情をもって対応してもらっています」と報告した。同作には、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら実力派女優が出演している。
ちなみに、チャステインの主演最新作は、アスリートからポーカールームの経営者に転身した実在女性の栄光と転落を描いた「モリーズ・ゲーム」(アーロン・ソーキン監督)。5月に公開予定だ。
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