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古川雄輝「きてます!」Mr.マリック直伝“愛のハンドパワー”披露

2018年1月26日 17:15

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きてます!
きてます!

[映画.com ニュース] 「猟奇的な彼女」「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨン監督によるラブストーリー「風の色」が1月26日、全国91館で公開された。主演の古川雄輝をはじめ、共演の藤井武美、マジック監修を務めたMr.マリックが東京・TOHOシネマズ日本橋での舞台挨拶に立った。

映画は、北海道・知床と東京を舞台に、同じ容姿の男女2組による時空を超えた愛を描く。東京に暮らしていた涼(古川)が、姿を消した恋人ゆり(藤井)を探して北海道へ向かったところ、自分とそっくりの天才マジシャン隆(古川・2役)、ゆりとうり二つの女性・亜矢(藤井・2役)と出会い、不思議な出来事に巻き込まれていく。

この日は、Mr.マリックのリードで、3人でマジックを生披露することに。使用するのは、赤い紐とコップ、そしてハサミ。古川が紐を半分にカットし、真っ二つになった紐を固く結びコップに入れる。Mr.マリックが「『もとに戻れ、もとに戻れ』と、お2人の愛のパワーを上から注ぎ込んでください」と促すと、古川と藤井は恥ずかしそうに手をかざす。Mr.マリックが「きてます?」と問いかけると、古川は思わず「きてます!」。最後は「3、2、1」の掛け声でコップから紐を取り出すと、紐は見事に元通り。客席から拍手が上がると、3人は“ハンドパワーポーズ”を決め、古川と藤井は「愛のパワーですね(笑)」とアピールしていた。

またトークコーナーでは、古川が「撮影していたのが3年前なので、やっと見ていただける」と公開の喜びを噛み締める。「3年経っているので僕も30歳になりました」とはにかみながら、「今まで撮影してきた作品のなかでも、断トツで過酷な現場だった。本物の氷水に入ったり。流氷脱出マジックで水のなかに入ったり。過酷だった分、主演でやらせていただいたこともあり、今になって『風の色』の現場を思い出すことがある。思い入れのある作品を見ていただけるので、嬉しく思っています」と呼びかけた。

さらに日韓合作映画であることについても触れ、「今まで見たことがない雰囲気があるラブストーリーになっていると思うので、皆さんがどう思うか楽しみにしています」「海外の映画を見ているような気持ちになれると思います」と期待を寄せた。

一方、約1万人のオーディションからヒロインの座を射止めた藤井も「監督の作品が大好きだったので、勝ち取るしかないという気持ちで無我夢中でオーディションやっていた」と述懐し、「今それをたくさんの方の前で話せて、とっても嬉しいです」と感無量の面持ち。「今日も朝、監督から連絡をいただいて『がんばってきてね』と。監督の分も『風の色』の素晴らしさを伝えられたらと思ってきました」と明かしていた。

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