松坂桃李、極限の“性描写”に挑む! R18+の主演映画「娼年」特報完成
2018年1月16日 08:00

[映画.com ニュース] 第126回直木賞候補となった石田衣良氏の小説を、松坂桃李主演、三浦大輔監督のメガホンで映画化する「娼年」の特報が、このほど完成した。主人公の“娼夫”に扮した松坂が、鮮烈かつ艶かしい性描写を熱演するさまを収めている。
「娼夫」として生きる男を主人公に性の極限を描いた同名小説が原作。2016年に演出・三浦監督、主演・松坂で舞台化され大きな話題を呼び、映画版でも再タッグを組んだ三浦監督&松坂が映像表現の限界に挑戦している。なお舞台版のレーティングはR-15+だったが、映画版はR-18+となっている。
主人公・リョウ(松坂)は、大学生活に退屈し、バーでのバイトに明け暮れるなど無気力な毎日を送っている。ある日、友人のホスト・田島進也が(小柳友)、客の御堂静香(真飛聖)をバーに連れてくる。恋愛や女性に「興味がない」という領に“情熱の試験”を受けさせた静香は、自らがオーナーを務める秘密の会員制ボーイズクラブで働かせるようになる。当初は戸惑った領だが、娼夫として仕事をしていくなかで女性ひとりひとりの中に隠された欲望の奥深さに気付き、心惹かれ、やりがいを見出していく。
特報映像は、リョウが「私、今すぐ、リョウくんとしたいな」と耳元でささやかれ、戸惑いの表情を浮かべる姿からスタート。キスを交わし体を横たえるリョウたちの姿が薄暗闇に浮かび上がると、彼が女性たちの欲望に足を踏み入れていく模様が象徴的に描かれる。そして「ダメ、リョウくん、そんなとこ……」というあえぎ声とともに、リョウと女性の裸体が映し出されていく。
さまざまな女性たちと体を重ねながら、その欲望を解放させ、自らも成長していくリョウ。松坂は「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語っており、三浦監督が「“性描写”に関しては一切妥協しない」と宣言した今作に、全身全霊をかけた様子がうかがえる。
「娼年」は、4月6日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
(C)石田衣良/集英社 2017映画「娼年」製作委員会
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