「バイプレイヤーズ」復活! 遠藤憲一らが“テレ東朝ドラ”進出&無人島に漂着!?
2018年1月3日 07:00
[映画.com ニュース] テレビ東京のドラマ「バイプレイヤーズ もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」の続編となる「バイプレイヤーズ もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」が、2月7日から放送されることがわかった。前作に参加した寺島進はスケジュールの都合で出演は叶わなかったが、遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研が“本人役”として続投。金曜深夜の「ドラマ24」枠から、水曜プライム帯に移行し、1時間の連ドラとして制作される。
日本の映画・ドラマに欠かせない名脇役たちが“本人役”で出演するという風変わりなストーリーが話題を呼び、「東京ドラマアウォード 2017」作品賞の連続ドラマ部門優秀賞、「第33回ATPテレビグランプリ」優秀賞を受賞した「バイプレイヤーズ もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」。続編では、テレビ東京がスタートさせる朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった遠藤らが、なぜかロケ地を間違い、無人島に漂着。突然南の島でのサバイバル生活を強いられることになった5人の物語、遠藤らの失踪によって深刻なバイプレイヤー不足を恐れ始めた業界の騒動を交錯させて描く。
前作に引き続きメガホンをとることになった松居大悟監督は「どうかしてますよね。関わってる人みんなどうかしてるんです。あれは深夜のあの尺だからやりたい放題だったのに、水曜夜の1時間って!」と驚きを隠せない。「家族が寝る前に見る上質なドラマになる! と、危惧していたのですが、大丈夫そうです。僕らは変わりません。なんなら丸くならなければいけないはずなのに、さらに尖っています」と自信をにじませ、「やるべき起伏やひっぱりや感動をすべて無視して、濃くするべき物語を薄くして、ただただこのメンバーと共に過ごす濃い空気をお届けします」と前作の空気感を重視することを明かした。
「前作が出来上がった時、俺が一番最初に完パケを見て、みんなに『おもしろい!』って言ったのを覚えています」と振り返る遠藤は、今回のオファーの際に「前作を超えるの無理じゃない? でもやるんだ」と感じていたそうだが、初日の現場での感触は「超えそう!」と手応え十分の様子。「また、皆で割り勘で酒が飲める」と期待を寄せる松重は「テレ東、こんな面倒くさいオジさん達に、よくまた招集かけたなあ、と、拍手。 イケメンも出ません。愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。 いわゆるドラマファンの皆様、申し訳ない。ただただオッさん5人でわちゃわちゃしているだけのドラマです」とアピールしている。
大杉が「『日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよ』という、ただ渋いだけじゃなくて、いろんな“ヒト”として生きてる姿みたいなものが、このドラマの中で散りばめられているような感じがしています」と分析すると、田口と光石は「またメンバーのみなさんと、そして視聴者のみなさんと再会することが出来て、もうミラクルのような幸せです。よろしくお願いします!」(田口)、「今作の話を聞いて、僕は率直に嬉しかった。前作を超えるものになっていますので、是非みなさん、乞うご期待!で楽しみに待っていてください」(光石)と喜びを爆発させた。また、前作の紅一点・ジャスミン役の北香那が、遠藤らのマネージャーとして登場することも判明。北は「私自身、前作よりも、より馴染んでいるかもと感じているので、おじさまたちとの距離が近くなったジャスミンをぜひ見てください」とコメントを寄せている。
「バイプレイヤーズ もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」は、松居監督のほか、横浜聡子、浅野敦也も演出を担当。2月7日から、テレビ東京系で毎週水曜午後9時54分より放送スタート。初回のみ15分拡大版。なお、本日1月3日の午後11時30分から「バイプレイヤーズ もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」の厳選エピソード全7話を一挙放送する。
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