偽装、脅迫、賄賂、殺人・・・選挙にモラルはない!「ザ・メイヤー」ポスター&予告編公開
2017年12月25日 14:00

[映画.com ニュース] 韓国を代表する名優チェ・ミンシクが主演する映画「ザ・メイヤー 特別市民」の場面写真やポスタービジュアル、予告編がお披露目された。
本作は、生き馬の目を抜くようなソウル市長選挙が描かれる。不正、策略、裏切りなど、勝つためには手段を選ばない候補者たちによる“モラルなき選挙”が展開。ソウル市民の心をつかむべく、現職市長や対抗馬たちがしのぎをけずるさまを描き出す。チェ・ミンシクが扮するのは、次期大統領選挙を狙って史上最多の3選に挑む現職ソウル市長のジョング。そのほか、クァク・ドウォンがジョング現市長をサポートする選挙対策本部長ヒョクス、シム・ウンギョンが情熱だけで政界に飛び込んだ広報担当のキョンを演じる。
ポスタービジュアルは、「偽装、脅迫、賄賂、そして殺人――」「その男は国民の希望か、金と権力の亡者か。」というキャッチコピーが印象的な仕上がりだ。圧倒的な存在感とカリスマ性で市民を惹きつけつつ、その裏では権力のためのなら手段を選ばない行動に出るジョング、彼の命運を左右するヒョクス、キョンの3人にフォーカスを当てている。
予告編では、「みんなに嘘を真実だと信じ込ませる。それが選挙というものだ」と自らのスタンスを語るジョングをとらえつつ、選挙に勝つための策略が明かされる。市長候補者のスピーチ原稿を極秘に入手し、対抗馬の息子が大麻を吸っていることをが把握すれば、SNSで情報を拡散。正義感を捨ててでも、勝利にしがみつこうとするジョングの執念がにじんでいる。
だが、中盤からは状況が一変する。ソウル市内で発生した大規模な陥没事故の対応に追われ、さらに気の緩みからか、交通事故を起こしてしまうジョング。「父さんのために事故の加害者になってほしい」と愛娘に頭を下げ、妻からは罵倒されながらも、ソウル市長の座を求めて突き進むさまが映し出されている。
「ザ・メイヤー 特別市民」は、新鋭パク・インジェ監督がメガホンをとり、「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」にも参加したキム・テソンが撮影を担当する。2018年2月17日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋で公開。
COPYRIGHT (C) 2017 SHOWBOX AND PALETTE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)