山崎貴監督、東京五輪の演出は「プレッシャーで大変」
2017年12月25日 05:00

[映画.com ニュース] 「DESTINY 鎌倉ものがたり」の大ヒット御礼舞台挨拶が12月24日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で行われ、主演の堺雅人、高畑充希、山崎貴監督が登壇した。
山崎監督は、東京オリンピック・パラリンピックの開幕式・閉幕式の演出を手がける「四式典総合プランニングチーム」のメンバーに決まってから初めての公の場。司会者から「おめでとうございます」と水を向けられると、「ありがとうございます。大変ですね。プレッシャーで。大変な気持ちです」と正直な気持ちを吐露した。
構想については「まだ全然。8人のメンバーで作っていくことになります」とだけ語った。ほかのメンバーには、東宝の川村元気プロデューサー、狂言師の野村萬斎、シンガー・ソングライターの椎名林檎、クリエーティブディレクターの佐々木宏さん、菅野薫さん、栗栖良依さん、人気女性グループ「Perfume」の振り付けを手掛けるMIKIKOさんが入っている。
映画は12月9日に初日を迎え、16日間で観客動員100万人を突破。最終興収30億円も視野に入る大ヒット中。「こんなに大きな劇場で、お客さんがぎっしり。おかげさまでヒットしているので、うれしいです。エゴサーチが好きで、ツイッターも見ています。『エンドクレジットまで見て、泣いた』という評判を聞いて、うれしい。エンドクレジットも大変だったんですよ。やってよかった。今日も帰って、仕事です」と話していた。
この日も、667席の劇場はほぼ満席。拍手に迎えられた堺は「拍手にも、温かい拍手というものがあるんだな。身がとろけそうです」。高畑は「今日は、クリスマスイブです。街がカップルだらけで、ばかやろう、という感じですが、いい日ですね。こんなに舞台挨拶ができて、幸せです」とおどけながら喜んだ。
終盤には観客からの質問に答えるコーナーも。「再び共演するなら、どんな役をやりたいか?」と聞かれると、堺は「どんな役でもできそう。特に、高畑さん。きょうは、なんか感じが違うんだよね。二人とも、なで肩なんですが、なんですか、きょうの素敵な衣装は。裏切られた感じがします。お召し物が変わるだけで、こんなに雰囲気が変わるので、ついていきたい」というと、高畑は「(堺が)落語の師匠で、私が入門する。そんな感じがいいです」と話していた。
クリスマスの予定について、堺は「昨日、家族ぐるみでやっちゃったんだよな。なので、平常運転というのが我が家のクリスマスです」。高畑は「(25日に)パーティーします。パーッとやります」と話していた。
3人は、劇中に登場する黄泉の国の魔物から手編みのマフラーをプレゼントされ、アットホームな舞台挨拶となった。
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