Perfume×「ちはやふる」再び　完結編「結び」に書き下ろし新曲「無限未来」

競技かるたに青春をかける高校生たちを描いた映画「ちはやふる」シリーズの完結編となる今作は、個性派揃いの新入生たちに振り回されながらも、高校生活最後の全国大会に向けて動き出す3年生になった主人公・綾瀬千早たちの過ごす夏を描く。

Perfumeが実写映画へ主題歌を提供するのは、前作「ちはやふる　上の句／下の句」の主題歌「FLASH」以来、今回が2度目。メンバーのあ～ちゃん、かしゆか、のっちが熱狂的な「ちはやふる」のファンを公言しているPerfumeは、「上の句／下の句」公開後も、今年3月に開催された日本アカデミー賞授賞式で優秀主演女優賞を受賞した広瀬らを祝いに会場に駆けつけるなど交流が続き、今回の再タッグが実現した。今作では主人公・千早たちの高校最後の夏を描くことから、小泉徳宏監督が「同じ花は二度と咲かないように、二度と戻ってくることはない“この一瞬”を表現した音楽を作って欲しい」とリクエスト。それに応えるかたちで、Perfumeをプロデュースする中田ヤスタカが書き下ろした「無限未来」には、卒業が迫る主人公たちの思いを連想させる歌詞や、競技かるたの動きを思わせるフレーズが含まれているという。

同楽曲について、あ～ちゃんは「『無限未来』と初めての漢字だけのタイトルで印象的です。“無限未来”という言葉が歌詞にも出てくるんですが、響きがとても良く、一言一言が心に響きます」とコメント。主演の広瀬も「映画をみた後にエンディングで私も初めて聞いて、なんて、素敵なんだろうと、思いました。聞いた瞬間に一気に涙が出てきて、『ちはやふる』の色や繊細さが主題歌から感じられて、感無量でした」と絶賛している。

広瀬の感想を受けてかしゆかは、「この曲が『結び』の最後のエンドロールで流れる時に、映画と合うんだろうかと不安もあったので、すずちゃんの感想を聞いて勇気をもらえました」と胸をなでおろし、のっちも「見えない未来だけどその未来がキラキラしていて、そこに行きたい気持ちや不安など千早ちゃんたちの世代のみんなが持つ気持ちが、この曲に詰まっている気がします」と話している。

また、「ちはやふる」とPerfumeの再タッグを記念し、原作者の末次氏が、広瀬演じる千早とPerfumeが顔を寄せ合ったイラストを描き下ろしている。

主題歌「無限未来」は18年春にシングルとしてリリース予定。主題化決定にあわせて、「無限未来」が流れる「ちはやふる　結び」予告編（https://youtu.be/_RNBBfU9_Eg）および特報2（https://youtu.be/-dwf97_fXm）、千早を中心に主要キャラクターが集合した本ポスターが公開されている。映画は、18年3月17日から全国公開。