ジェフリー・ラッシュ、“不適切な行為”でオーストラリア映画協会会長を辞任
2017年12月6日 12:00

[映画.com ニュース] 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「英国王のスピーチ」などで知られるオーストラリアの演技派俳優ジェフリー・ラッシュが、“不適切な行為”でオーストラリア映画協会(AACTA)の会長を自ら辞任することになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
ラッシュは、「シャイン」でアカデミー賞主演男優賞を受賞しているが、シドニー・シアター・カンパニーで35年に渡り活動をしてきた劇団俳優としても知られる。だが、2015年11月から16年1月までシェークスピア原作の「リア王」の公演中、ラッシュが特定の女優に対して不適切な行為に及んだとする複数の証言が、オーストラリアのデイリー・テレグラフ紙に掲載された。
ラッシュ本人は否定しているものの、周囲に迷惑がかかるとしてAACTAの会長を自ら退任すると発表している。なお、アメリカの映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインが過去30年にわたって行ったセクハラを暴露した記事が米ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて以来、ハリウッドではセクハラ暴露が相次いでいる。
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