「劇場版 マジンガーZ」主演声優・森久保祥太郎、“初代”石丸博也からの助言明かす
2017年12月4日 17:00

[映画.com ニュース] 永井豪氏による「マジンガーZ」シリーズを劇場アニメーション化する「劇場版 マジンガーZ INFINITY」のジャパンプレミアが12月3日、東京・新宿バルト9で行われ、森久保祥太郎(兜甲児役)、上坂すみれ(リサ役)、花江夏樹(兜シロー役)、朴ろ美(あしゅら男爵・女性役)、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(あしゅら男爵・男性役)、「おかずクラブ」のオカリナとゆいP(マジンガールズ役)が登壇した。
巨大ロボットにパイロットが乗り込んで戦う“搭乗型”ロボットの元祖となったアニメ「マジンガーZ」を、40年以上の時を経て劇場アニメ化。世界征服を目論んだDr.ヘルとの戦いの終結から10年後を舞台に、科学者の道を歩み始めたマジンガーZの操縦士、兜甲児が富士山中で巨大構造物と謎の生命体に遭遇し、再び人類の未来を託される。
この日はくしくも、45年前の1972年にテレビアニメ「マジンガーZ」の放映を開始した記念日にあたり、ステージには特製の巨大ケーキが登場。「45周年、おめでとうーだ、ゼーット!」のかけ声とともに、登壇者全員でZポーズを決め、伝説的ロボットアニメの誕生と再起動を祝した。
主演を務める森久保は、“初代”兜甲児であり、今回も声優として参加しているベテラン声優の石丸博也にアドバイスを求めたといい、「当時の様子や、役柄への思いを聞きたかったんですが、ユーモアがある方なので『忘れちゃった』って(笑)。『君が思う兜甲児を演じてよ』とすごく大きな言葉をいただいた」と恐縮しきり。「プレッシャーもあったが、あとは楽しんでやるだけだと思った」と石丸の金言に背中を押され、大役を務めあげた。
朴ろ美と宮迫は、右半身が女性、左半身が男性という異形を成すヘル一派の幹部あしゅら男爵を演じ、アフレコも2人一緒に行った。宮迫が「いつも横にいるおかっぱより、やりやすかったですよ。あいつとは全く合わない(笑)」と相方の蛍原徹をイジると、朴ろ美も「あの長セリフは大変でしたが、息ぴったりでしたよね。合わせやすかったです」と絶妙なコンビプレーに手ごたえを示していた。
「劇場版 マジンガーZ INFINITY」は、2018年1月13日から全国公開。
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