井浦新×黒川芽以、濃厚なラブシーンを披露!「二十六夜待ち」予告編公開
2017年11月25日 06:00
原作は、「還れぬ家」が第55回毎日芸術賞、「渡良瀬」が第25回伊藤整文学賞に輝いた佐伯一麦氏の同名小説。震災ですべてを失い、福島・いわきの叔母のもとに身を寄せる由実(黒川)は、路地裏にある小さな飲み屋で働くことになる。店主の杉谷(井浦)は、料理をしていたこと以外の記憶を失い、温かな人々に囲まれながらも、自分が何者か分からない孤独を抱え込んでいた。傷ついた魂を持つ2人は、やがて引き寄せ合うように心と体を寄り添わせるようになる。
予告編は、静かにひかれあうも、葛藤する2人の心の機微を映し出す。心と体を求め合うなかで、杉谷には記憶を取り戻したいという強い思いが、由実には杉谷の記憶が戻れば自分から去るのではないかという不安が芽生える。2人が抱える寂しさや、互いのなかに見出した安らぎを優しいトーンで描き、繊細な大人の恋愛を期待させる仕上がりとなっている。
「二十六夜待ち」は、12月23日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。