“魔界人アイドル”椎名ぴかりん「ジグソウ ソウ・レガシー」にまさかの胸キュン?
2017年10月30日 14:00

[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭が開催中の東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで10月28日、「朝まで同“ソウ”会!」と題し、人気ホラーシリーズの最新作「ジグソウ ソウ・レガシー」をはじめ、「ソウ」(2004)、「ソウ2」(2005)、「ソウ3」(2006)の計4本がオールナイト上映された。上映に先がけ、同シリーズのファンを公言する“魔界人アイドル”の椎名ぴかりん、映画評論家の松崎健夫氏がトークショーを行い、魅力を語り合った。
「ジグソウ ソウ・レガシー」は、猟奇殺人鬼ジグソウによって密室に閉じ込められ、生存をかけたゲームを強要される人々を描いた「ソウ」シリーズの第8作。「デイブレイカー」「プリデスティネーション」で知られる双子の兄弟ピーター・スピエリッグ&マイケル・スピエリッグが監督を務め、ジグソウの死から十数年後に巻き起こる新たな惨劇を描く。すべての元凶である“ジグソウ”ことジョン・クレイマー役のトビン・ベルが出演している。
「父上が『ソウ』好きで一緒に見ていた」と“英才教育”を振り返る椎名は、「当時は怖かったですけど、大人になって見直すと、奥深いものを感じる。グロい拷問シーンは、ジョンからの愛だと思う!」と熱弁。「ソウ」シリーズといえば、独創的なトラップも見せ場だが「最新作の最後の最後に出てくるトラップは、超絶ロマンチックで心がときめき、キュンときました」と魔界人アイドルらしい視点を披露した。
一方、松崎氏は「フラッシュバックのシーンは単なる回想ではなく、観客に“脳内編集”をさせて念を押す機能を果たしている。だから『実はこうだった』と後々見せられるトラップが印象的になるし、それこそが長く愛される『ソウ』の発明だと思う」と同シリーズの革新性を解説。好きなキャラクターに話題が及び、松崎氏が「(シリーズ後半で暗躍する)ホフマン刑事」を挙げると、椎名は「私、超きらい! 本当に憎い」と猛反発していた。
「ジグソウ ソウ・レガシー」は、11月10日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント