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小林稔侍、76歳にして悲願の映画初主演!「星めぐりの町」予告編公開

2017年10月11日 10:00

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ぬくもりのあるポスターも公開
ぬくもりのあるポスターも公開
(C)2018 豊田市・ 映画「星めぐりの町」実行委員会

[映画.com ニュース] 「蝉しぐれ」(2005)などで知られる黒土三男監督が、愛知県豊田市を舞台にしたヒューマンドラマ「星めぐりの町」の予告編とポスターが、公開された。

妻を早くに亡くし、娘と2人で暮らす豆腐職人・島田勇作(小林稔侍)のもとに、東日本大震災で家族を失った少年・政美(荒井陽太)が引っ越してくる。深く傷ついていた政美だったが、勇作とのふれあいの中で、次第に心を開いていく。「家族はつらいよ」シリーズや「不能犯」(2018年2月1日公開)が控える小林が、76歳にして映画初主演を飾り、勇作の娘・志保壇蜜が演じるほか、神戸浩六平直政平田満高島礼子らが脇を固める。

予告編では、豆腐を通じて地域の人々を笑顔にする勇作が、政美の心を少しずつ癒していくさまが美しい自然と共に描かれている。涙を流す政美の肩をたたき、勇作が「生きてりゃ、きっといいことある」と優しく語りかけるなど、感動的なシーンが詰まった内容だ。

画像2

小林は、「映画初主演の話をもらった時は、夢というか、信じられなかった。今までも何回か話はあったけど、立ち消えたりしてて、本当に自分が主演の映画を撮れるなんて思ってもいなかったんです。これも人との縁だと思っています。いろんな縁が重なって、こうして夢を果たせて本当にうれしいですし、黒土監督をはじめ、みなさんに感謝しています」と喜びをかみしめている様子。

「映画の中では、震災で心に傷をもった少年と主人公が出会います。少年は主人公に出会えたからこそ変わっていけるようになる。そんな少年の成長に、僕はすごく共感したんです。人との縁が、人生を大きく変えることってありますよね。本作品を見て、1人でも多くの方に『人の縁の大切さ』や『生きることの素晴らしさ』を感じてもらえるとうれしいです」と語っている。

星めぐりの町」は、2018年1月27日から東京・丸の内TOEIほかで全国公開。

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