安藤美姫、フェルナンデス&羽生結弦選手の平昌五輪での活躍に期待
2017年10月7日 22:45

[映画.com ニュース] スペイン映画界の巨匠カルロス・サウラが手がけたドキュメンタリー「J:ビヨンド・フラメンコ」が10月7日、東京・新宿バルト9で開催中の第14回ラテンビート映画祭で上映された。フィギュアスケーターの安藤美姫、同映画祭ディレクターのアルベルト・カレロ氏が上映前のトークイベントに出席した。
フラメンコ3部作「血の婚礼」「カルメン」「恋は魔術師」で世界にフラメンコブームを巻き起こし、数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたサウラ監督によるダンス&音楽エンタテインメント映画。スペインのアラゴン地方が発祥とされる民俗舞踊「ホタ」の奥深い魅力に迫る。ホタがフラメンコのルーツのひとつであることから、安藤はオレンジ色のフラメンコ衣装で登場。フランメンコを取り入れた演目「マラーゲーニャ」で使用した、自身の衣装も披露した。
「今のフィギュア界についてどう思うか?」と問われた安藤は、2018年に開催される平昌オリンピックについて触れ、「平昌オリンピックの女子は2枠ですが、日本の女子はかなり育っていて、選べないくらい。同じようなレベルの子が何人もいて、接戦になると思う」と分析する。また、「ハビエル(・フェルナンデス選手)のライバルである羽生(結弦)くんもいるので、男子は女子より楽しみなイベントになるかもしれないです」と話し、「ハビエルはメダリストになる可能性があるから」と期待を寄せた。さらに「日本とスペインは交流が深い」と言い、「ハビエル・フェルナンデス選手と羽生結弦選手も良い関係」とほほ笑んだ。
また安藤は、フィギュアスケート界の現況を「世代交代を世界基準として捉えると、世界的に若い選手が育っている。若い選手がシニアの舞台に参戦してきていて、多分トップの選手はほぼ10代という時代を迎えたと思います。今のルールに合わせて試合をやろうと思うと、今の時代は若い方が合っているのかなと感じる」と解説する。
そのうえで、オリンピック出場に燃える現役選手に向けて「オリンピックシーズンをプレッシャーだと考えるのではなく、まずは自分のために」とエールを送り、「自分の魅力をまずは全日本で発揮して、その後にオリンピックの舞台で輝けるように。私もサポートしていきたいと思います」と言葉に力を込めた。客席に視線を移すと、「(オリンピックシーズンは)皆さんもエキサイトしていると思いますし、メディアの方も」と語り、「そういう声を聞くのが『しんどいな』という時があるので、ここにいる皆さんは『頑張って』と言うのではなく、一緒にその時間を楽しむ」「パワーを送ってあげたら、選手は気楽に頑張れるかなと思います」と熱心に呼びかけた。
「J:ビヨンド・フラメンコ」は11月25日から公開。
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