二宮和也、主演映画「ラストレシピ」で“ミシュラン”狙う!?綾野剛も賛同
2017年9月25日 18:21

[映画.com ニュース] 「嵐」の二宮和也が主演した映画「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の完成報告会見が9月25日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、二宮をはじめ共演の西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、西畑大吾、滝田洋二郎監督が出席した。
原作は、料理番組「料理の鉄人」を手がけた演出家・田中経一氏の同名小説。絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ料理人・佐々木充(二宮)が、1930年代の満州で天皇の料理番・山形直太朗(西島)が考案した究極のフルコース「大日本帝国食菜全席」の再現を依頼され、レシピに隠された秘密に直面していく姿を描く。
二宮は、「おくりびと」で第81回米アカデミー賞・外国語映画賞に輝いた滝田監督と初タッグ。海外映画賞への野心を問われると、二宮は「いろんな人たちの目に触れるというのは、ありがたいこと」と述べたうえで、「“ミシュラン”かな。アカデミー賞とかではなく、ミシュランをとりたい」と、世界的レストランガイドブックを引き合いにひょうひょうと答えた。
このトリッキーな回答に綾野も「いいね!」と賛同し、「映画でミシュランをとっちゃうって、そういうこと過去にないからね」と満面の笑み。二宮は「料理も魅力的に映っています。せっかく料理が題材の映画なので、そっちも狙ってみたい」と意欲をみなぎらせていた。
さらに麒麟の舌を持ちながらも、現状の仕事に不満を持つ充に扮した二宮は、撮影を振り返り「(綾野)剛ちゃんと一緒のシーンは、見てくださる皆さんが肩の力を抜けられる場所にしたいと思っていました。普段に近い感覚でやらせていただけたことが、すごくありがたかった」と充実の様子で明かす。「剛ちゃんとは普段から飲んだり、ほかの作品でも、バラエティでもいろんな面を知っているので、それが出たシーンだと思います」と続けると、充の唯一無二の親友・柳沢健役の綾野も「今日までニノといた時間が、存分にあの役に投影できると思った。お芝居していなかったというか、ニノは『撮影の合間の休憩のよう』と言っていました」と応じた。そんな2人の姿に、滝田監督は「ニノと綾野ちゃんの、兄弟を超えた関係性のにおいが出た」と自信をのぞかせ、「編集的にもいろんなチャレンジができた。すべては、みなさんの演技のおかげです」と感謝していた。
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」は、11月3日から全国で公開。
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