リブート版「ヘルボーイ」から白人俳優が降板 ホワイトウォッシングと批判受け
2017年9月14日 23:30

[映画.com ニュース] リブート版「ヘルボーイ(原題)」に出演が決まっていたエド・スクライン(「デッドプール」「トランスポーター イグニッション」)が、ネット上の批判を受けて、自ら降板する決意を固めたとハリウッド・レポーター紙が報じた。
同作は、米ライオンズゲートとミレニアム・フィルムズが、ギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン主演のSFアクション「ヘルボーイ」をR指定映画としてリブートする注目作。心優しい異形のヒーロー、ヘルボーイ役にデビッド・ハーバー(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」)、ヘルボーイの養父ブルーム教授役をイアン・マクシェーン(「ジョン・ウィック」シリーズ)、悪役ブラッド・クイーン役にはミラ・ジョボビッチ(「バイオ・ハザード」シリーズ)が決まっている。
スクラインは、ヘルボーイと同じ超常現象調査防衛局(B.P.R.D.)に所属する手荒な元軍人ベン・デミオ役を演じると発表されていたが、原作でアジア人という設定のキャラクターをイギリスの白人俳優が演じることにクレームが殺到。「ドクター・ストレンジ」や「ゴースト・イン・ザ・シェル」など、最近のハリウッドではアジア人のキャラクターを白人俳優が演じる、いわゆる「ホワイトウォッシング」が物議を醸していることから、ベン・デミオ役のキャスティングも大きな批判を浴びることになった。
そのため、「原作ではアジア系であることを知らずに、この役を引き受けました」とスクラインは声明で釈明。「このキャラクターを文化的に正しく描くことがたくさんの人にとって大切なこと、その責任を怠るとマイノリティの方々の物語やボイスを芸術界で埋没させ続けてしまうことが明白です。この点を鑑みて、しかるべき敬意を払うことが重要だと悟りました。従って、このキャラクターが正しく配役されるように、降板します」。
「ヘルボーイ(原題)」は「ディセント」「ゲーム・オブ・スローンズ」のニール・マーシャル監督がメガホンをとり、今月クランクインの予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…
提供:Henge

あの歌を憶えている
シングルマザーの主人公。男が家までつけてきた…しかし彼女はその男に惹かれる。男は若年性認知症だった。
提供:セテラ・インターナショナル

ドライブ・イン・マンハッタン
【今年の“個人的ベスト3入り”が確定!?】人はなぜ浮気をする? 人生観が変わる運命的な物語
提供:東京テアトル

洋画“No.1ヒット”スタート!
【新「アベンジャーズ」と関係する“大事件”!?】物語のカギは…なんと“日本”!見どころを徹底調査
提供:ディズニー

“史上最悪”の事件を全世界に生放送
【衝撃の1日を追体験】こんなショッキングな瞬間…観ていいのか? 圧倒的緊迫感の90分
提供:東和ピクチャーズ