朝井リョウ「何者」初舞台化決定!主演はジャニーズJr.阿部顕嵐「初めて外部舞台主演」
2017年9月12日 13:30

[映画.com ニュース]「桐島、部活やめるってよ」などで知られる朝井リョウ氏による小説「何者」が初めて舞台化されることになり、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)が主演を務めることがわかった。阿部は「初めての外部舞台の主演、そして『何者』の拓人役を演じると聞かされた時は、驚きと喜びが混じり合った複雑な気持ちになりました」と語り、「拓人役を他の『何者』でもなく僕が演じて良かったと言って頂けるように、拓人の人生を生きて全力で役と向き合いたいと思っています」と意気込みを明かした。
朝井氏が平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した同名原作。2016年には佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ら豪華俳優陣で映画化されている。就職活動を通して自分が“何者”であるかを模索する若者たちが、心のうちに秘めた嫉妬や葛藤をあらわにしていく姿を描いた。
舞台化にあたり、脚本は映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」「黒執事」「ONE PIECE FILM GOLD」などの黒岩勉、演出は「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎が担当。阿部のほか、ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」など天才子役として脚光を浴びた女優・美山加恋、外部公演初出演となる長妻怜央(Love-tune/ジャニーズJr.)、映画「帝一の国」などの鈴木勝大、ドラマ「GTO」「花燃ゆ」の宮崎香蓮、ミュージカル「パレード」「ミスサイゴン」「三銃士」などの小野田龍之介が共演する。
シニカルかつ冷静な分析を得意とする大学生・拓人役の阿部は、「原作『何者』を読んでみて、拓人の第一印象は余裕がなく斜に構えていてプライドが高いと感じました」と説明。そして「拓人は大学生であり就活生。僕自身も現役大学生なので、拓人と分かり合えるポイントは多々あると思います。ですから、よりリアルに大学生、就活生としての心の不安などを共感してもらえるように演じたいと思っています」と語っている。
さらに演出の丸尾は、「僕も就職活動をしたことがある。履歴書の長所を書く欄に『僕は味噌汁の味噌になれます。様々な具材をまとめあげ……』などと書いた気がする」と思いを馳せ、「舞台『何者』に沢山の素晴らしい具材が集まってくれた。主人公・二宮拓人を演じる阿部顕嵐さんとは初めてだが、拓人役に通じる繊細な雰囲気と内に秘めた熱い心を感じ、一緒に作り上げていく作業に今からワクワクしている」と話す。原作の朝井氏は、「『何者』を執筆していたころとは、作品に出てくる“就職活動”や“SNS”等のキーワードを取り巻く環境は大きく変化しています。そんななか小説、映画、舞台と作品自体も変化できる機会に恵まれたことをとても幸せに思います」とコメントを寄せている。
舞台「何者」は、11月25日~12月10日に東京・天王洲銀河劇場で上演。
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