「パディントン2」日本版主題歌はAIの書き下ろし楽曲「Little Hero」!
2017年9月7日 07:00
[映画.com ニュース] 6月に死去した作家マイケル・ボンドさんの名作児童文学を実写映画化した「パディントン」の続編となる「パディントン2」の日本版主題歌が、歌手・AIの書き下ろし楽曲「Little Hero」に決定した。前作「パディントン」ではAIの代表曲「ハピネス」がイメージソングに起用されたため、2作連続の参加が決まり「まさか、『パディントン2』にまで参加できるとは! ありがとうございます! 嬉しすぎる!」と喜びのコメントを寄せている。
世界40カ国以上で翻訳されているイギリスの名作児童文学を実写化した「パディントン」は、南米ペルーのジャングルから英ロンドンにやってきた小さなクマ・パディントンの冒険物語。前作に続きポール・キング監督がメガホンをとる今作は、骨董屋で売られていた絵本が何者かに盗まれ、パディントンとブラウン一家が犯人探しに奔走する。さらにシリーズ初参加のヒュー・グラント扮する敵フェニックス・ブキャナンの出現により、パディントンの身に危険が迫る。
主題歌「Little Hero」は、AIが脚本から感じたメッセージや、パディントンへの思いを込めた楽曲。「今回は全部英語で作ったので、わたしにとってもチャレンジでした。監督の映画に対する思いをどう表現したらよいか、かなり迷いました」と明かし、「いろいろな方に協力してもらって、素晴らしい曲ができあがりました。“Heroes can be small”勇気さえあれば、どんなに小さくても、どんな人でも、それこそ動物だって、誰もがヒーローになれる『見た目だけで判断しないで』という歌詞に、そんな思いも込めました」と語っている。
同曲は、9月9日からはじまるAIのコンサートツアー「和と洋」で初披露されることが決まっており、会場にはパディントンも応援に駆けつける予定。10月25日発売予定のアルバム「和と洋と。 DELUXE EDITION」にも収録される。日本語吹き替え声優を松坂桃李、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらが担当する「パディントン2」は2018年1月から全国公開。