爆風も炎もまるで本物!「バーニング・オーシャン」特殊効果の製作風景公開
2017年9月5日 17:00
[映画.com ニュース] 米フォーブス誌が発表した「2017年に世界で最も稼いだ俳優」の男優部門で1位に輝いたマーク・ウォールバーグの主演作「バーニング・オーシャン」のブルーレイ&DVDに収録される特典映像の一部が、公開された。
「ローン・サバイバー」「パトリオット・デイ」でもコンビを組んだウォールバーグとピーター・バーグ監督が、2010年に発生し、約616億ドルもの総被害額を出したメキシコ湾原油流出事故を映画化。メキシコ湾沖約80キロに位置する石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンが、海底油田から逆流してきた天然ガスが引火したために大爆発を引き起こし、海上一帯が火の海と化す。主任電気技師マイク(ウォールバーグ)ほか施設に閉じ込められた作業員126人は、事故を食い止め、生きて家族の元に帰ろうと奮闘する。
本作の特殊効果は「スター・ウォーズ」シリーズのVFXで知られるILM(インダストリアル・ライト・アンド・マジック)社が手がけており、第89回アカデミー賞では視覚効果賞と音響編集賞にノミネートされた。映像では、バーグ監督のインタビューを交え、事故の一部始終を完全再現した本作の圧巻の映像がどのようにして作られたのかが明かされている。
バーグ監督は「ILMは最高だが、仕事では戸惑うことも多かった」と振り返る。「彼らは頭が切れて、ありえないほど専門的だ。自分では何もできないし、説明に必要な専門用語も知らない。北京語とスワヒリ語で会話してるみたいなんだ。だから“リアルに見えない”としか言えなかった。“方法は知らないが、もっとリアルにしてくれ”とね」と苦労を明かす。
だが、バーグ監督の熱意をILMはしっかりと受け止め、臨場感たっぷりの映像を作り上げた。特典映像では、熱風でガラスがはじけ飛び、建物の内壁が一瞬にしてひしゃげるさま、ディープウォーター・ホライゾンが炎に包まれる様子などの製作風景が描かれている。バーグ監督は「ILMには要望を実現する技術がある。言葉は通じず少し時間はかかったが、CGでは難しい炎や雰囲気を見事に表現してくれた」と充実の表情を見せている。
「バーニング・オーシャン」ブルーレイ&DVDは、9月6日に発売(レンタルも同時)。
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