失意の男を待つ衝撃の展開とは イ・ビョンホン主演「エターナル」18年新春公開
2017年9月4日 07:00
[映画.com ニュース] 「MASTER マスター」(11月10日公開)、「密偵」(11月11日公開)と公開作が控えるイ・ビョンホンが主演するサスペンス映画「Singul Rider(原題)」が、「エターナル」の邦題で2018年新春に封切られることが決定。あわせて、シドニー・オペラ・ハウスをバックに、憂いを帯びた表情を浮かべるイの姿をとらえたティザービジュアルもお披露目された。
撮影の大半をオーストラリアで行った本作は、証券会社に勤める男が離れて暮らしていた妻子の“秘密”を探る物語。証券会社で支店長を務めるカン・ジェフン(イ)は、オーストラリアに住む妻子と離れて暮らしているが、安定した職と家族にも恵まれ、それなりに成功した人生を送っていたが、ある時、不良債権事件に巻き込まれてしまう。失意のどん底のなか、家族とのある約束を果たすため、オーストラリアへ向かうカン。だが、ようやく会えた妻子には、オーストラリア人男性の影がちらついていた。
アジアのみならずハリウッドでも活躍し続けるイの演技を支えるのは、ドラマ「パスタ 恋が出来るまで」でヒロインを演じた実力派女優のコン・ヒョジン。劇中では、オーストラリアに住むカンの妻・スジンを演じている。そのほか、ヨン・サンホ監督作「新感染 ファイナル・エクスプレス」で女子高生ジニ役を演じた「Wonder Girls」の元メンバー、アン・ソヒが出演している。
メガホンをとったのは、本作で長編映画デビューを飾った新鋭イ・ジュヨン監督。本作では脚本も担当しており、衝撃的なクライマックスへと突き進む圧巻のストーリーは、イがほれ込んだほど。広告業界で磨いた演出力も高く評価されており、韓国国内で注目される逸材だ。
「エターナル」は、18年新春から全国公開。