出川哲朗「32色出せる」声で洋画吹き替えの主役狙ったはずなのに…致命的なミス
2017年8月15日 13:00

[映画.com ニュース] タレントの出川哲朗が8月15日、米アニメ映画「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」の公開アフレコを都内のスタジオで行った。
出川は2011年「ピラニア3D」の保安官役で洋画吹き替えの経験があるが、ピラニアに食べられセリフは「ヤバいよ、ヤバいよ、勘弁してよ」のみ。今回はオーディション形式で、「やるからには主役を狙いたい」と忍者の衣装で息巻いたが、主人公ロイドの名前も知らず「(衣装の)グリーンの人」と言ってしまう勉強不足を露呈した。
オーディションはテレビアニメからロイドの声を担当し“暫定”で決まっている松井恵理子と交互に、1シーンに登場する複数のキャラクターの声を次々に当てていくスタイル。出川は、早口言葉「生麦、生米、生卵」もかみまくったが、「山寺宏一さんは7色の声を持つと言われているが、僕は32色の声が出せる。技術よりハートでしゃべる人間」と自信のほどをうかがわせた。
続けざまに2シーンを行い、松居はもちろん流ちょうなアフレコを披露したが、出川は画面にセリフが追い付かないグダグダ状態。しかも、適役の悪の帝王ガーマドンをすべて「ガードマン」と言ってしまい、久保宗一郎ディレクターは「素晴らしかったけれど、ガードマンはちょっと致命的。90分の映画なので、いちいち直していたら大変」と厳しい評価を下した。
結果は言わずもがなで、ロイド役は松井に正式決定。それでも出川には、「水辺の兵士3」、「サメ将軍」など3役が与えられた。松井から「一緒に素敵な作品を作りましょう」とエールを送られたが、「ついにアフレコのオファーが来て、正直、超喜んでいたのに……。こんな茶番に突き合わせてしまって申し訳ない」と集まった取材陣に頭を下げた。
さらに、「せめて(水辺の兵士)1にして。3は切ない」と懇願したが即却下。それでも、「連ドラでは、やっているうちに監督や脚本に気に入られて出番が増えていくこともある。そうやって増やしていきたい」と意欲を見せていた。
「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」は、ロイドと仲間ニンジャたちがウー先生から伝授された必殺技で世界征服をもくろむ悪の帝王ガーマドンからニンジャゴーシティを守ろうとする戦いを描く。9月30日から全国で公開される。
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