坂口拓、4年ぶり俳優復帰作公開に感慨ひとしお 本格復活は「これからの話」
2017年8月12日 22:30

[映画.com ニュース] 「HiGH&LOW THE RED RAIN」のアクション監督を務めた「TAK∴」こと坂口拓の主演映画「RE:BORN リボーン」が8月12日、東京・新宿武蔵野館でレイトショー公開され、坂口をはじめ共演の斎藤工、長谷部瞳、いしだ壱成、大塚明夫、望月オーソン、戦術戦技スーパーバイザーの稲川義貴氏、下村勇二監督が舞台挨拶に出席した。
かつては最強の傭兵部隊に所属し、現在は石川・加賀のコンビニで働く敏郎(坂口)が、自身を処刑しようと目論む暗殺者たちとの死闘に身を投じる姿を描く。「GANTZ」「図書館戦争」などのアクション監督・下村がメガホンをとり、米軍特殊部隊デルタフォースの格闘技教官を務める稲川氏が参加したほか、ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズなどの人気声優・大塚や、篠田麻里子ら多彩なキャストが結集している。
2013年に俳優業を引退した坂口の、約4年ぶりとなる俳優復帰作。「1年以上、稲川先生のところで“ウェーブ”という軍事格闘を(訓練した)。それを皆に初めて見て頂けること、嬉しく思っています」と感慨もひとしおの様子で、「(本格的に)復活するかどうかは、まあ、これからの話だし、ということで」と言及を避けていた。
稲川氏が考案した格闘術「ゼロレンジコンバット」が盛り込まれた今作。稲川氏は「拓さんと出会い、『アクションを変えたい』という思いを受け、表に出しちゃいけない技もいっぱい含まれています。プロの人には教本として、アクション好きの人には『すごい映画だ』と見てほしいです」と熱い思いを吐露し、下村監督は「拓さんが復帰し、『いままでにないアクション映画』を模索するなか、僕たちは稲川先生のゼロレンジコンバットを知りました。ベースとなっているのは、ウェーブという肩甲骨を回す身体操作。アクションというか戦闘術で、そもそもが古武道など、武術から来ているので、武士道を感じると思います」と述べた。
ゼロレンジコンバットの迫力には、斎藤も「初めて稲川先生の動きを動画で拝見したとき、本当にやばいと思った。『チャップリンの独裁者』での最後の演説だったり、『映画』はその人の『本当』が映ってしまう」と驚がくしきりで、「従来の映画ではない、視覚や聴覚ではないところがうずいた作品。皆さんが第一目撃者になりますので、しっかり受け止めて」と喚起。一方で下村監督が、出演もしている稲川氏に「稲川先生は撮影自体が初めてだったので、最初の方はあまりにも動きが速くて映らない。もう一度お願いしますと言ったら、『こっちは殺し合いしている、もう一度同じことできるか!』と怒られてしまった。最後の拓さんと先生の戦いは、ぜひお楽しみに」と語ると、坂口は「すべて本物に見せたいと、監督から『とりあえずカメラ回すんで、ガチで戦って』と言われゾッとした」と苦笑いを浮かべていた。
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