内山理名&岡野真也、西条みつとしの舞台を映画化した「ゆらり」でダブル主演!
2017年8月12日 19:00

[映画.com ニュース] 内山理名と岡野真也が、劇団「TAIYO MAGIC FILM」の舞台を映画化した「ゆらり」にダブル主演していることがわかった。本作は、過去と現在、未来の3つの時代で構成されたヒューマンファンタジー。岡野が現在パートで石川県の老舗旅館「赤木箱」の女主人・泉凛香を演じ、内山が未来パートで凛香の娘・木下ゆかりに扮している。
本作の脚本を手がけた劇団「TAIYO MAGIC FILM」の主宰・西条みつとしは、お笑い芸人として活躍後、放送作家に転向し「バイきんぐ」「我が家」「フォーリンラブ」などのコントを生み出してきた気鋭のクリエイター。近年では、齊藤工監督作「blank13」(2018年2月3日公開)やテレビドラマ「下北沢ダイハード」の脚本も担当している。監督を務めるのは、数々のドラマやMVをつくりあげてきた横尾初喜。舞台版「ゆらり」観劇後、西条に映画化を熱望したことでメガホンをとることになった。
物語は、老舗旅館「赤木箱」を舞台に、宿を営む家族や宿泊客など、「あの時、伝えられなかった思い」を抱える人々が、時を超えて家族の絆を取り戻す姿を描く。西条は「『TAIYO MAGIC FILM』の舞台作品が、映画になる事が素直に嬉しいです」「映画になる事で『ゆらり』というお話が、さらに沢山の人達に見て頂けるのが、本当に幸せです」と胸中を吐露。「親がいる事の当たり前さ。子どもである事の当たり前さ。けど、いつか当たり前じゃない時がくる事の当たり前さ。1人でも後悔しない生き方をしてくれる人が増えればという想いで、このゆらりの脚本を書きました」と本作に込めた思いを明かしている。
2013年の上演で好評を博し、15年の再演ではわずか10日間の公演で2000人以上を動員した西条が紡いだ物語について「最初本を読んだ時涙が止まりませんでした。どの世代にもきっと響くと思う」と絶賛している内山。「西条さんの台本はトリックのようになっており1ページ進んでは1ページ戻り…と、とても楽しく読ませていただきました」と振り返ると「きっとそんな風に西条さんマジックにかかりながらいつの間にか涙あふれているのではと。とても好きな世界観の映画です」と映画の出来に自信をにじませている。
「下衆の愛」「あさひなぐ」(9月22日公開)などにも出演する岡野は「大変照れ臭いことですが、正直に告白します。撮影前に娘・岡野真也のことを母に尋ね、ロケ先には家族の写真と、母からの手紙を持参していました。つまり、今回演じた役は母と2人で創りました」と役づくりでの秘話を明かした。「『ゆらり』映画化のお話をいただいてから撮影が終わるまで、ずっと自分の家族のことを考えていました。私にとって『ゆらり』は、家族への感謝の手紙のような作品です」とコメントを寄せている。
「ゆらり」は、11月から東京の池袋シネマ・ロサほか全国順次公開。
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