【全米映画ランキング】イドリス・エルバ&マシューマコノヒー主演「The Dark Tower」がV
2017年8月8日 17:15

[映画.com ニュース]8月に入った全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした先週末は、イドリス・エルバ&マシューマコノヒー主演「The Dark Tower」が約1920万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、ベストセラー作家スティーブン・キングが自らのライフワークと称した全7部構成の長編小説の一部を映画化したアクションファンタジー。荒廃した異次元の世界を舞台に、世界の調和を保つと云われる<ダーク・タワー(暗黒の塔)>を探し求め、流浪の旅を続けるガンスリンガーのローランド・デスチェイン(エルバ)と、彼の宿敵である黒衣の男ウォルター・オディム(マコノヒー)との戦いが描かれる。オスカー監督ロン・ハワード&ブライアン・グレイザー(製作)のイマジン・エンタテインメントが映画化権を獲得し、5年以上の歳月をかけて公開に漕ぎ着けたが、厳しめのレビューが多く集まり、2000万ドル弱のOP興収という苦しいスタートとなってしまった。共演にトム・テイラー、ジャッキー・アール・ヘイリー、デニス・ヘイスバート。監督は「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」で知られるデンマーク出身のニコライ・アーセル。
2位は前週まで2週連続で首位だったクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」。先週末は約1710万ドルの興収で累計は約1億3300万ドル。2億ドル超えは少し厳しくなってきたか。
そして、約1000万ドルのOP興収で初登場5位に入ったのは、ハル・ベリー製作・主演のアクションスリラー「Kidnap」。休日の昼下がり、シングルマザーのカーラ(ベリー)は公園で息子が遊んでいるのを眺めていたが、少し目を離した隙に息子が携帯電話を残して姿を消してしまう。公園内を必死に探し、何者かが息子を車に押し込むところを目撃したカーラはそのまま自分の車で追跡するが……。監督はリメイク版「プッシャー」(2012)のルイス・プリエト。
また8位には、オスカー監督キャスリン・ビグローの実録群像ドラマ「Detroit」が拡大公開により前週16位からランクイン。ただ、3000サイト超の公開規模ながら700万ドル強の興収は寂しい限り。
今週末は、大ヒットホラー「死霊館」のスピンオフ「アナベル 死霊館の人形」(2014)の続編「アナベル 死霊人形の誕生」のほか、オスカー女優ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ共演のドラマ「The Glass Castle」などが公開となる。
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