高島礼子が死と向き合う納棺師に 「おみおくり」18年3月公開
2017年8月1日 21:00
[映画.com ニュース] 女優の高島礼子が納棺師役で主演する「おみおくり」が、2018年3月に公開されることが決定した。高島扮する女性納棺師が、死に向き合う仕事や弟子との交流を通して、自らの人生を見つめるさまを描く。
原案は、納棺師で作家の永井結子氏の著書「今日のご遺体 女納棺師という仕事」(祥伝社黄金文庫刊)。愛する人との悲しい過去を持つ主人公・満島弥生は、納棺師という「死」に触れる仕事を通して自らの心の傷をいやし、生きることへの希望を見出していく。一方、幼い頃に事故で両親を亡くした亜衣は、知人の葬儀で弥生に出会い弟子入りを決意。様々な「おみおくり」に触れるなかで、自身の心の闇から解き放たれていく。
弥生に弟子入りする亜衣役には、「イタズラなKiss THE MOVIE」シリーズ、「八重子のハミング」の文音が扮するほか、渡部秀、風谷南友、芳賀優里亜、井上奈々、藤田富、宮下順子、重盛さと美、加藤雅也が出演する。「忘れ雪」(「2PM」チャンソン主演)、「彼岸島 デラックス」(白石隼也・鈴木亮平主演)などの脚本家としても活躍する伊藤秀裕監督がメガホンをとる。
「おみおくり」は、18年3月、東京・有楽町スバル座ほか全国で順次公開。