福山雅治、広瀬すずに“甘酸っぱい気持ち”抱く 役所広司は「僕は斉藤由貴さんに…」
2017年7月31日 20:09

[映画.com ニュース] 是枝裕和監督の最新作「三度目の殺人」の完成披露試写会が7月31日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、是枝監督をはじめ主演の福山雅治、共演の役所広司、広瀬すず、満島真之介、斉藤由貴、吉田鋼太郎が出席。登壇陣はスノーマシンによる雪が降り注ぐ大階段に用意されたレッドカーペットに登場し、観客からの割れんばかりの声援を浴びた。
劇場に場所を移した舞台挨拶で、福山は「事前に是枝監督や、リリー・フランキーさんから、『海街diary』の時に、とにかく広瀬すずちゃんに会うとみんな甘酸っぱい気持ちになったと聞いていました」と切り出す。「いろんなかわいい子、きれいな子たちがいるから、いい年こいてそんな事ないでしょう」と思っていたそうだが、「実際に会うとまあ~、甘酸っぱくなった」と告白し、場内を沸かせた。一方で役所は「甘酸っぱくなりましたか?」と聞かれ、「僕はですね、斉藤さんにも甘酸っぱい気持ちになった」とはにかみながら答えていた。
共演シーンの多かった福山&満島&吉田はグルメを通じて親睦を深めたそうで、吉田は「基本的に3人とも飲ん兵衛なので、すごく仲良くなりましたね」としみじみ。満島が「北海道ロケでは、タコをずっと食べていましたね。福山さん行きつけのお店に連れて行ってもらったり」と話せば、福山も「名古屋の激辛ラーメン食べたりね。満島くんは希代のムードメーカーですよ。こんなに人から嫌われない男も珍しい」と応じ、仲の良さをうかがわせた。
広瀬は「お三方が激辛ラーメンを、汗を流しながら食べているのを眺めさせていただいた」と振り返り、「3人が役として生きている、不思議な距離感が出来ていると思いました」と最敬礼だ。しかし役所は「僕は激辛ラーメンも、何も誘ってもらえなかった(笑)」と嘆き節。続けて「僕の仕事場は、4畳半もない接見室ばかりだったから」と理由を説明すると、これには一同大笑いで、福山は「あんまりウロウロできる役じゃなかったからですね」とフォローを入れていた。
「三度目の殺人」は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理ドラマだ。裁判をビジネスと割り切る弁護士・重盛(福山)が担当することになったのは、死刑がほぼ確実な殺人事件。2度目の殺人を自供した容疑者・三隅(役所)と面会を重ねるが、供述が二転三転し明確な動機を見抜くことができない。やがて、重盛は三隅と被害者の娘・咲江(広瀬)との接点を気づいたことで、新たな事実に直面する。9月9日から全国で公開。
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