土屋太鳳、声優務めたアニメ映画で“歌手デビュー”夏木マリも絶賛「やるな、お主」
2017年7月23日 14:55
[映画.com ニュース] フランス・カナダ合作のアニメ映画「フェリシーと夢のトウシューズ」日本語吹き替え版のジャパンプレミアが7月23日、東京・丸の内ピカデリー2で行われ、声優を務めた土屋太鳳と夏木マリが舞台挨拶に立った。
テレビアニメで声優の経験はあるものの、洋画の吹き替えは初挑戦だった土屋。パリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見る主人公フェリシー役に、3歳からクラシックバレエや日本舞踊を習っている自身の半生を重ね合わせ、「共感するところが多くて、声を当てながらパワーをもらえました。素晴らしい作品と役に出合え幸せ。この幸せを、愛を込めてお届けしたい」と笑顔をはじけさせた。
さらに、日本語版の主題歌「Felicies」で“歌手デビュー”し、作詞も手掛けた。「いろいろな方に共感してもらうことを根っこに、今まで自分が感じたこと、感謝やエールを込めてつづらせていただきました。未熟者受ですが、受け取っていただけたらうれしい」と照れながら明かした。
土屋の声優について、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆、銭婆役などで定評のある夏木が「数を経験されていないのにピッタリ。踊りの気持ちも分かるし、国内では太鳳さんしか考えられない。120%。素晴らしい」と大絶賛。さらに、主題歌についても「エンディングまで太鳳さんが歌っていることを知らなかった。しかも作詞まで。やるな、お主」と称えた。
土屋がデビューした頃からの大ファンといい、自身が演出・出演する舞台「印象派」が来年25周年を迎えることから「ダンスができるので、お忙しいでしょうけれどいつか時間が空いた時にプリンシパルとして一緒にパフォーマンスをつくりたい」とラブコール。土屋も、「ぜひご一緒させてください」と応じていた。
「フェリシーと夢のトウシューズ」は、仏映画「最強のふたり」の製作陣と米ドリームワークスのスタッフがタッグを組んだアニメーション。踊りが好きな少女フェリシーが、パリ・オペラ座の舞台に立つ夢を実現させるためパリに向かい、さまざまな困難に立ち向かっていく姿を描く。8月12日から全国で公開される。