土屋太鳳、洋画アニメの吹き替えに初挑戦「少しでも魅力伝われば」
2017年7月10日 13:53
[映画.com ニュース]女優の土屋太鳳が7月10日、フランス・カナダ合作のアニメ映画「フェリシーと夢のトウシューズ」の公開アフレコを都内で行った。
2016年にフジテレビのアニメ「僕だけがいない街」で声優を務めたことはあるが、洋画の吹き替えは初挑戦。パリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見る主人公のフェリシー役で、「日本とは違う文化、言語から生まれた表情に合わせるのは難しい。未熟者ですが、夢を追いかけている人、夢を見つけようとしている人、夢を見失いかけている人に少しでも魅力を伝えたい」と、3シーンを続けざまに披露した。
テストと思い込んで臨んだシーンでは、直後に本番と知り「大丈夫でしたか?」と不安をのぞかせる一幕もあったが、無事にOKをもらい安どの表情。「フェリシーが師匠や仲間に出会ってから、成長していくにしたがって表情も声も変わっていく。そこを声で表現できていたらいいな」と話した。
フェリシーとの共通点については、「夢を追いかけて一歩を踏み出した時と、私が演技の世界に入った年齢がほとんど一緒。思春期の心の揺れ動きも、フェリシーの方がちょっとお姉さんだけれど、分かる~って思いました」と笑顔。そして、「アニメならではの動きや、ファンタジーにあふれた物語で、年齢、ジャンル、性別を問わずいろんな方々に共感していただける作品になったのではないかと思っています」と、ちょっぴり自信をのぞかせ、ダンスポーズを見せるなどのサービス精神を見せていた。
「フェリシーと夢のトウシューズ」は、「最強のふたり」のスタッフが初めて手掛けたアニメーション映画。バレリーナになることを夢見る少女フェリシーが、施設を飛び出しパリへ向かいさまざまな出会いを通して成長していく姿を描く。8月12日から全国で公開される。