竹野内豊、NHKドラマ初主演!「この声をきみに」は大森美香の脚本
2017年7月21日 15:00

[映画.com ニュース] 俳優の竹野内豊が、連続テレビ小説「あさが来た」など知られる脚本家・大森美香が物語を紡いだNHKのドラマ10「この声をきみに」に主演することが決定した。竹野内が、NHKドラマで主演を務めるのは初めてのこと。また、麻生久美子、ミムラ、柴田恭平ら実力派キャストの出演も判明した。
本作の舞台となるのは、現在静かなブームを巻き起こしている朗読教室。大学で数学を教えている穂波孝(竹野内)は話すことが苦手で、学生からの人気もない46歳の中年男性。愛想を尽かした妻の奈緒(ミムラ)には子どもを連れて家を出て行かれ、学部長からは「話し方教室」へ行くように命じられてしまう。やがて「話し方教室」の講師・江崎京子(麻生)と言い争ってしまい、彼女の上司・佐久良(柴田)が仲裁に入るものの、険悪な雰囲気を残して教室を去ってしまう。だが、数日後、孝は思わぬ場所で京子と再会。そこは町のはずれにある、小さな朗読教室だった。
「母がずっと朗読ボランティアをしており、私自身も聞くことが大好きだったのもあって、“朗読”はいつか描いてみたいと願っていたテーマ」だという大森。「“朗読”は読み手の声と心を使って聞き手に何かを伝えるための読み方」と説明し、「SNSなどの普及によって声なしに意志のやりとりをすることが当たり前になった今だからこそ、誰かの声を聞くことでふいに心が緩まったり、胸が高鳴ったり、涙が出たり、そんな感覚を新鮮に味わえるような気がしています」と本作に込めた思いを明かしている。

誰もが一度は「『人生をやり直したい』と願うことがあるかと思います」と語る竹野内。本作のシナリオを読んだ際に「人生をやり直すことはできないけれど、『これからの人生を変えることが誰しもができる!」と感じました。『これからの人生を変える』ということは、今までの自分を改めて、新しい1歩を踏み出さなくてはいけない・・・そのたった1歩を踏み出すことに、ものすごい勇気がいることだと思います」と実感したという。そして「(本作が)変わりたいと願う全ての方たちが、新しい1歩を踏み出せるよう、背中をそっと押せるような存在になれたらと思います」とコメントを寄せている。
ドラマ10「この声をきみに」には、堀内敬子、松岡充、大原櫻子、趣里、戸塚祥太、永瀬匡、平泉成、仁科亜希子、片桐はいり、杉本哲太も出演。9月8日からNHK総合で毎週金曜午後10時に放送(全8回)。
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