片山右京「カーズ」新作の臨場感&ドラマに太鼓判「ドライバーとして通じるものある」
2017年7月17日 11:30

[映画.com ニュース]ディズニー/ピクサーによる人気シリーズ「カーズ」の最新作「カーズ クロスロード」(公開中)のモーニングクルーズイベントが7月17日、東京・代官山蔦屋書店駐車場で行われ、トークショーに元F1ドライバーの片山右京氏、自動車評論家の国沢光宏氏が出席した。
今作ではベテランの域となったマックィーンが、レース中にクラッシュし引退の危機に直面。人生の岐路(クロスロード)に立ち決断を迫られる。片山氏はレースシーンの臨場感に脱帽の様子で、「クラッシュするとき、パーツが飛んでいくのを見るとドキッとして。(F1ドライバーの小林)可夢偉くんと対談しましたが、『クラッシュシーンは怖いよね』と話していました。ジェットコースターの映像でフワッとするように、画面の中に入っちゃって、臨場感を超えていた」と興奮気味に話した。
またマックィーンの人生をめぐるドラマにも、「ドライバーとして通じるものがあります」と明かす。「僕もプレッシャーが掛かる場面ではいつも緊張し、ハンドルが太く感じちゃうんです」と語り、「マックィーンが『僕はスピードだ』と自身を鼓舞しますが、僕も『大丈夫。何度もこんなことやってきた、俺ならいける』と自分に言い聞かせてコックピットに入った。あのときの雰囲気を思い出す」としみじみ振り返る。
さらに「この世界に入った時にあこがれていたセナがいて、シューマッハ、アロンソが来て。時代が進み、違うスピードが加速していくことに、抗うことが出来ない自分がどうすべきか、と考えていって……」と現役時代に思いを馳せる。そしてドラマのリアリティに「今作を見ると、自分の最後の瞬間、クロスロードに立っていた場面を、せっかく忘れていたのに思い出して(苦笑)、だんだん息苦しくなってくるんです」と太鼓判を押すと、国沢氏も「人生経験が多い人ほど、だんだんのめり込んできて、深刻に考えさせられる。見終わった後に『俺も頑張ろう』と絶対になる」と同調していた。
同イベントは新旧さまざまな車が集う恒例行事。「カーズ」とコラボしたこの日は早朝にもかかわらず、マックィーンと相棒・クルーズをほうふつさせる赤と黄の車約150台、約300人の自動車愛好家が集結し、写真撮影や自動車談義に花を咲かせた。片山氏は「車が心から好きだという人が増えてきて、僕らからするとありがたいですよね」と喜んでいた。
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