キム・ナムギル×チョン・ウヒ「ワン・デイ」 出会いの場面を収めた本編映像公開
2017年7月12日 12:00
[映画.com ニュース] 心に傷を負った男と、人には見えない存在となった女が織り成すファンタジックなラブストーリーを描いた韓国映画「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」の一部本編映像が公開された。
最愛の妻を事故で失い、無気力な日々を送る保険外交員のガンスは仕事のため、交通事故の被害者で植物状態になっている女性ミソが入院している病院を訪れる。そこで青い服を着た女性と出くわしたガンスだったが、女性は自分の姿がガンスに見えていることに驚く。後日、再び訪れた病室で、その女性と対面したガンスは、隣の立っているはずの彼女の姿が鏡に映っていないことに気付く。「パイレーツ」「無頼漢 渇いた罪」のキム・ナムギルがガンス役、「愛を歌う花」「哭声 コクソン」のチョン・ウヒがミソ役で共演し、「愛してる、愛してない」「男と女」などで、さまざまな男女の愛を描いてきたイ・ユンギ監督がメガホンをとった。
公開された映像には、ガンスと、ガンスにしか姿が見えない存在となってしまったミソが初めて出会う重要な場面が収められている。事故の調査のためミソの病室で引き出しの中にある彼女の私物をあさっているガンスに、背後から青い服を着た女性が近づき、覗き込んでくる。驚くガンスにその女性は「私が見えるのね」と嬉しそうに話しかけるが、突然よく分からないことを言い出す女性を不審に思うガンスは、後から入ってきた看護士に挨拶し、そそくさと病室から出ていってしまうという。今後の2人の展開がどうなるのかを、想像させる一場面だ。
「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」は、7月29日からシネマート新宿ほかにて順次公開。